2年ぶりのFinal Cut Pro Xのバージョンアップのおかげで、かなり忙しい。今週末くらいには終わるといいなあと思いつつ、あれ?その頃はもしかしてLion秒読み?とか思うと嬉しい悲鳴だ。うはは。
という訳で、Final Cut Pro Xコネタシリーズ、今回は数値入力の挙動が変わっている件。
いや、もともとはちょっとタイムラプス素材を編集しようと、EOS 5D Mark IIの膨大な静止画を読み込もうとした訳です。Final Cut Pro実践講座(玄光社)ではP116で解説しています。
ちなみに同ページ、タイトルは正しくタイムラプスと書いていますが、なぜか本文ではタイムラスプと誤表記しています。おそらくワタシの原稿タイプミス。amazonの書評(カスタマーレビュー)でご指摘いただいて、重版のときには修正したいと思っていましたが、Final Cut Pro Xの出た現在、重版の可能性はなさそうです(>_<)
で、Final Cut Pro 7ではユーザー環境設定>編集>静止画/フリーズの継続時間 から静止画のデュレーションを設定するが、静止画を2フレに設定したければ
そのTCブロックを選択し、2と入力し、enterで確定すれば00:00:00:02と入力できる。
で、Final Cut Pro Xではどうかというと
環境設定>編集>静止画像:デフォルトの長さ がそれにあたると思うが・・
入力ボックスを選択、2と入力し、enterで確定すると、なんと2:00、そう2秒になってしまう。(たしかに単位は秒だけどさ)
入力ボックスを選択、0.02と入力し、enterで確定すると、0.02秒になる・・が、あれ?0.02秒は2フレームって意味じゃないぞ・・・
ねえねえ、この単位をフレームにする設定ってどこかにあります???
ちなみに左右の▼▲を使うとアップダウンできるけど、使いにくいよね・・と最初思ったのだけど、
これ、選択したらMagic Mouseの背中を上下に指で撫でてやると、気持ちいいほどリニアに数値が変化するのだ。お試しあれ。
これみるとMagic Trackpadで操作するFinal Cut Pro Xに俄然興味が沸いてくるな。ジェスチャーコマンド対応だし・・。
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こんにちは。
私も小さな仕事でFCPX使った時に、デフォルトのトランジションの長さを変更しようとして同じ部分で違和感を感じました。フレームで設定できないなんて…。
10fにしたくて0.34秒とかにした気がします。
その時、なんでこんな設定なってるんだろ?って考えてみたんです。
あくまで想像ですがデフォルトのトランジションだからこそ、他の設定が変わって普段と同じ長さでエフェクトがかかるようにした?ってことかなーと。
FCP7がProResへ変換して最終フォーマットと同じ形式で編集する事を想定していたのに対して、FCPXは素材ネイティブでの編集が売りですよね。
そうすると、普段の感覚で1/3秒でトランジションをかけたくても素材が24fpsだったりWebCam素材で10fps前後だったり、マスターシーケンスもテープ納品を前提としていないのでWeb用の15fpsだったりする。そうすると1/3秒のつもりで10f設定だと2/3秒になっちゃう訳です。
従来なら事前に29.97とか24とかに合わせていたから編集するときも10fだとか8fだとか事前に脳内変換していましたが、素材のフォーマットが混ざってくると…。
善意に解釈した私の感想です。
長文失礼いたしました。
たしかに、それは鋭い考察かと思いました。
XXフレというのは、編集フレームレート依存ですからねえ
とはいえ、2コマうちとか、3コマうち、とかできないのはちょっとしんどいかも。