ヤマト2199 第2章、公開中。今週末までなので、往年のファンは是非。
個人的には演出にもう少しメリハリというか、タメが欲しいなあと思うモノの、この辺の映像ブレス(息継ぎ)感覚は世代によっても違うから、今作くらいがいまの感覚に合うのかなあ。
(実際、2199では冥王星基地攻略戦が5〜6話なんだけど、オリジナルでは7〜8話だった。展開のスピード感は25%増しなのだ)。
それはともかく、久しぶりにGREAT MECHANICS (グレートメカニック)を買う。
今号(DX21)の特集は、ガンダムUCとヤマト2199
ユニコーン特集でのバンシイが小説とは異なる兵装である理由やアームド・アーマーがスマートガンの原型であるなどの監督による解説も面白かったが、今回はヤマト2199。
出淵裕(総監督)と西井正典(チーフメカニカルディレクター!!)両氏による誌上コメンタリーが面白い。
メカ描写はCGが全盛、というか、もうほぼCGと思っていたけれど、ヤマト2199ではCGの上から手書きでディティールを描き足しているカットが多数存在するらしい。
いまのアニメでこれが一般的な手法なのか、特殊な手法なのかもよく知らないが、いかにも鉄の船、的な(鉄じゃないよ、って突っ込みはナシで)艦体のディティール感の理由が見える。
その他にも、第1章ですでに主砲、副砲が、ショックカノンと実体弾の使い分けが可能なのは描写されていたが、ガミラス空母に実体弾を撃ち込んでいるのは波動エンジン起動前だからショックカノンが使えなかったから、というのは気がつかなかった。
さらに、三式融合弾は甲板下に貯蔵庫があって装填・・は当然?として、だから後部甲板の副砲と主砲は艦載機の格納スペースゆえ実体弾の運用が出来ない、と書かれると、いやまったく細部までディティールてんこ盛りだなあと思う。
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