キヤノンからEF-S 55-250mm F4-5.6 IS STMが発表。EOS 70D発売に2週間遅れる9月12日発売。それなら一緒に出せよ、と誰もが思うだろうけど、誰よりも一緒に出したかったのはキヤノンだと思うのであまり責めないでおく(笑)
EF-Sレンズって、いまひとつキヤノンの覚悟が伝わらないというか、鬼子のような(失礼)イメージなんだけど、EF-S55-250mmってこれで3世代目。
(写真左から)初代は2007年。デザイン変更のみ(実はこのタイミングで生産国変更も行われている)の2代目が2011年。そして光学系も刷新し、STM化した3代目が2013年。
サイズは1,2世代目は同じで、今回僅かに長くなったが質量は逆に15gダウン。レンズ枚数も増えているのに。
STM化したことで動画AF制御との相性は大幅に向上している(はず)。特にデュアルピクセルCMOS AF、顔認識+追尾優先AFをもつEOS 70Dでは圧倒的じゃないか我が軍は、状態(のはず)。
ついでにいえば、リードスクリュータイプのSTMなので、動画撮影時の静粛性も期待でき、内蔵マイクでの音声収録も実用レベルで可能だと思う。
(この辺の動画作例はこのエントリーを参照していただくとわかると思う)
EOS 70Dが発表時にダブルズームキットが設定されなかったのは、これが同時開発されていたからだと思う。じゃあ、どうして同時発表、発売ができないんだよ、ってのは・・(笑)
思えばEF 24-70mm F2.8LやEF 24-70mm F4L ISもそうかも。
で、STM化(とくにリードスクリュータイプ)は、今後のEFレンズのトレンドになりそうだが、ではSTMはUSMを置き換えるものかというと、そう単純な話でも無いらしい。
この辺は以前から気になっていたので、ビデオSALON特集時のキヤノンの開発部インタビューのときに訊いてみた。
もちろん、将来の製品の話は明確なコメントは貰えないが、ヒントはあったと思う。
よろしければビデオSALON9月号で(ステマではなく、自著原稿のPRですw)
追記
撮影サンプル(チャンピオンデータ)公開されました
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