機材は返却したものの、撮りためた素材で継続中のiVIS HF S21 vs CX550V 比較レビュー シリーズ。今回は絞りを開放にした状態での描写(被写界深度の差)を比較。
下の静止画は、Apple Final Cut Pro 7 でProRes取り込み後、2画面比較した動画から切り出したもの。
写真クリックで等倍表示。
焦点距離は、HF S21が43.5-435mm、CX550Vが29.8-298mmなのに、テレ端であまり変わらないじゃん、って思えるが、これは(ワタシが不用意なのだが)CX550Vの手ブレ補正をアクティブモードで使っていたため。
このエントリーで書いたように、CX550Vのアクティブ手ブレ補正は光学式手ブレ補正とBIONZによる画像処理の合わせ技なので画角が狭くなる。その切り出し分。ということは、画質への影響も皆無ではないはずだが、残念ながら手ブレ補正オフでは撮っていない。
その辺は割り引いて見て欲しい。
こうみると画質(解像感)の違いがかなり出るように思う。
また両者とも開放F値は1.8で同じだが(撮影は絞り開放で行った)、あきらかにキャノ
ン(HF S21)の被写界深度が浅く、立体感のある描写になっている。
HF S21はコンシューマー機最大級(ビクターがいますからね)の1/2.6型のCMOS(CX550Vは1/2.88型)。フィルター径はHF S21が58mm、CX550Vが37mmと大きな差。光学的にはキヤノンのこだわり感が圧倒している。この差が出ているともいえるし、同じような画角とはいえ、テレ端でHF S21は435mm F1.8、CX550Vは298mm F1.8の切り出しゆえ、もともと被写界深度が異なるってところもあるだろう。
浅い被写界深度が欲しいならキャノンだなあと思わせるが、手ブレ補正能力をあわせた実際の動画は以下の通り。
悩ましい・・・・。
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動画見るまでそういうシーンでの画だとは思わなかったのでCanonかな?と思ってたんですが、動画を見てかなり印象が変わりました。
どっちも微妙w
というのは、この記事の主題とはちょっとずれるかもしれないのですが、そういうズームをして行った場合ピントを合わせる対象は枝ではなく後ろの街灯?なんじゃない?と思うからです。
あー、すみません(^_^;
後ろぼけを見たかったので、枝にフォーカスしてからズームバック。
REC開始してからズームアップしています
あ、オートフォーカスではなくてマニュアルフォーカスだったんですね^^;
失礼しましたm(_o_)m