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CX550V のアクティブ手ブレ補正は画角が狭くなる

SONYのビデオカメラ2010年モデルは、自らボディにOptical Steady Shotと書いちゃうくらいソニー自信の最新型手ブレ補正機能搭載だ。
新型アクティブ手ブレ補正がそれで、商品紹介ページにはワイドで約10倍、ズーム(テレのことだよね)で約2倍の効果があるとしている。

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だが、このアクティブ手ブレ補正、Optical Steady Shotというキャッチフレーズ(?)とは微妙に異なり、実際は光学式手ブレ補正とBIONZ(映像エンジン:キヤノンにおけるDIGICみたいなもの)による画像処理の合わせ技だ。
ぶっちゃけて言ってしまえば、かつて一世を風靡しつつあっというまに消えていった松下のブレンビーの系譜にたつ画像切り出しの末裔。

もちろん、当時の貧弱なブローアップとは次元の異なる画像処理テクノロジーだし、そもそもアナログSD(VHS-C)時代とは解像度の余裕も全く違う。それでも画質への影響は皆無とは言えないし、なにより切り出しにより画角が狭くなる(焦点距離が大きくなる)のはあまりアナウンスされていない。(この辺はどうかなあ、と思っちゃう部分)

Cx550v_11

CX550VはHD動画撮影時、29.8mmというワイコンいらずの広角が大きな特徴だが、アクティブ手ブレ補正使用時は29.8mmという焦点距離は得られないのだ。

じゃあ、実際は何ミリになるの?と思っても記述がない(少なくともワタシには見つからなかった)。ので、実際に手ブレ補正モードを切り替えつつ、ワイド端とテレ端で焦点距離の変化を見てみた。
まずはワイド端から。

Cx550v_12

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手ブレ補正オフとスタンダードモードでは、焦点距離に変化がない。
写真では微妙に異なるが、これは手持ち撮影によるずれである。

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アクティブモードでは少しアップになっているのが分かる。
テレフレとの相対から見ると数パーセントくらい?

テレ端でチェック。

Cx550v_15

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もしかしたら手ブレの度合いによって切り出しエリアがリニアに変化するのかもしれないが、ワイド端より変化は大きい。

実際の動画を(テレ端のみ)掲載。

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コメント (1)
  1. memo より:

    スタンダードでの広角とアクティブ時の広角の違いについてソニーに質問をした所、アクティブ時の広角で撮る場合は10センチから20センチぐらいカメラ位置を引いた状態がスタンダードの広角の画像と変わらないそうですよ。

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