売れてた頃のビデオカメラとかAV機器は、技術進歩も早く毎年のように(下手したら1年に2度)新型にモデルチェンジし、買い換え意欲を刺激するためか、デザインをリファインするのもお約束だったように思います。
そのなかで基本デザインを踏襲し、着実にアップデートする機種が増えてきたのはとても素晴らしいことで、MacBook ProやEOS 5D系や、そしてSONY RX100系がキープコンセプトで長くデザイントーンを守っています。
で、も、突然のRX100Vのアップデート、RX100M5Aには驚きました。
鞄常駐型カメラとして、ワタシの保有する最小型のRX100M5を譲っていただいたのが先月下旬。RX100M6が最新型とは言え、製品の立ち位置を変えたように思えるので個人的にはRX100系の正統な最新型はRX100M5だと思っているのですが、そのM5がまさかのマイナーチェンジ。
違いはデジカメWatchの記事に詳しいので、そちらを参照頂くとして、レンズ、ボディ、は全く同じで画像処理エンジンを載せ替えた(おそらくRX100M6と同じもの)アップデートモデル。
Macintosh IIcxとIIciのイメージに近い?(IIciは内蔵ビデオボードもあったけれど)
画像処理エンジン(キヤノンで言えばDIGICですね)の関与しない部分、例えば液晶やEVFはいっさい弄らず、ある意味、ストイックに割り切った新型。
RX100M6のタッチ液晶は採用しないあたり、M6のレンズ違いモデル、にする意図はなく、純粋にエンジンを共通化するという施策ですね。
ので、製品名はあくまでRX100 V。ボディ上面の機種名はそのままだそうです。
(写真はワタシのM5ですが、M5Aといっても通るらしい)
にしても、米軍機だと初代がA型で以下B型、C型。でも、RX100M5は初代が無印で、2代目がA型らしい。
マーク2でいいじゃん、と思ったら、M5自体、マーク5でした(笑)
無印とA型のカメラなんて他にはない・・と書こうとしたら、他ならぬEOSに天文撮影専用仕様の EOS 60Daがあったのを思い出しました。(その前にEOS 20Daも受注生産であった)
デジカメWatchの記事によると
・シャッターボタンでの動画撮影(録画開始/停止)が可能に
らしいのは羨ましい。
これは画像処理エンジンゆえではないと思うので、ファームアップで無印M5にも対応させて欲しいところ。
RX100系が頑なに守る(?)チルト液晶は自立型セルフ仰角設定機構として便利で好き。
そういえば、今回も似たタイミングで セルフプレゼントでα7 IIIを購入したマッシュ、α6000をプラス500したオルテガ、と、腹黒い三連星の呼吸はシンクロしているようですが、みなEOSユーザーなのに、今回はSONYに投資なんですねえ。
ちなみに、慣らし中のRX100M5で。
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