SONYは昔からドックというかクレイドルというかに熱心で、ハンディカムステーションの名でほとんどの民生用ビデオカメラに同梱されている。
たしかにケーブルをいちいち繋がなくてもいいのは便利だし、本体充電が基本になってからは、ドックに挿しておけば充電されるというのもいい。
ただ問題なのは去年くらいからHD映像機器のデファクトスタンダードになりつつあるHDMIの扱い。ドック(ステーション)にHDMI出力をもつものが皆無なのだ。D端子やらコンポジットやら、さらにはUSBまでも繋いでおけるのに、HDMIだけは毎回繋がなきゃいけない。
以前、小寺さんからお聞きした話では、どうもいかんともしがたい事情があるらしいが、せっかく普及したHD時代の結線を気軽に使えないのは惜しい。L95を導入したウチでは、そんな手間かけるならさっさとL95にダビングしたほうが早いのでなおさらだ。
ので、リビングのAVラックに居場所のないハンディカムステーションを、MacProに繋いでMacへのバックアップに使ってみる。つまり、メモリースティック専用カードリーダーとして。
この場所をとるステーションを空きスペースのないMac周りで使うメリットはあるのだろうか???
CX12をドックに挿すだけで、メモリースティックが認識・・・・しない。CX12の電源を入れ、USB接続をタッチパネルで選ばない限り、マウントされない。
分かってはいたけど、これではメモリースティックを抜いて、カードリーダーに挿す方が何倍も早いよ・・。
では、ステーションを使うメリットは無いのかといえば・・・あった。
カードリーダー経由だと、メモリースティックのアイコンはただの汎用デバイス表示だが、ステーション経由だと、メモリースティックアイコンになるのだ!(笑)・・・・以上。
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