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EOS R5が熱停止するまで回してみた

スチルカメラ形状で初めて8K動画撮影(RAW)を内部記録可能にしたEOS R5は、そのトレードオフに熱問題による連続稼働時間制限という弱点を抱えることとなった・・のは、今さらここで書かなくても方々で叩かれています。
自分の考えはここで書いたときと変わっていませんが、自分の環境でどのくらい回るのか、確かめてみました。

EOS R5 熱停止_01

この動画時温度警告マーク(正しくはなんと呼ぶのでしょう?)が出て、そのまま収録を続けるとEOS R5の電源が落ちます。熱暴走とか書かれていますが、自分の認識では暴走(制御不能)ではなく安全装置によるシャットダウンだと思っているので、このブログでは熱停止あるいは熱問題と呼んでいます。

EOS R5 熱停止_02

熱停止は4K以上の解像度で発生し、8K撮影時は最大約20分と書かれているので、8K30P ALL-Iを設定。ワタシの持つ最大容量のCFexpressカード(ProGrade COBALT 325GB)では15分程度しか持たないのでRAW設定にはしていません。

EOS R5 熱停止_03

AFやISなど、エネルギーを使う(発熱の原因になりそうな)ものはすべてオン。なるべく実際の使用シチュエーションに合わせます。
テスト前は30分ほど設定と数秒のREC、再生を繰り返しましたが、あまりヘビーなことはさせていません。

書斎の室温は27.7°ですが、直射日光はあたらないので、屋外に較べると条件は良いはず。(屋外テストはそのうち・・・暑いのに苦手なんです)

EOS R5 熱停止_04

19分28秒までなんの警告も無く稼働。

EOS R5 熱停止_05

19分29秒で温度警告。以降、1秒おきに点滅し、19分40秒前後で強制シャットダウン。
収録はギリギリまでされていました。
とりあえず1回試しただけなので、今後、暇があれば条件変えてやってみましょう。

個人的にはこのくらい回れば充分ですが、「このくらい回る」のがバラついて、アテにならないとすればその方が困るかな。更に言えばシャットダウンからどのくらい休ませるといいかが分からないところでしょうか。

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コメント (3)
  1. 杉 一秀 より:

    こんにちは。初めてお便りさせて頂きます。
    まず自分で試してみる・・・素晴らしいと思います!
    僕もいろいろ撮影する中で「どのくらいなんだろう?」とか思うことは多いのですが、
    サービスの人に聞いたり雑誌の記事を鵜呑みにしたりすることで済ましてしまう事があります。
    以前(かなり前)ISは、三脚使用時に切った方が良いのか?ということを気にしていた時があったのです(野鳥撮影で)が、しばらく使っているうちに「鳥は不規則な動きをするので、ONで充分」に、やっと落ち着きましたが。ポートレートでは切っていますが、こういうの 自分でやらないとダメですよね。改めて、良い参考になりました! ありがとうございます!!(でも、自分の個体はやらないと分からないですよネ)

  2. SAIKA より:

    ありがとうございます。
    いえ、そんな大層なことではないのですが、どの情報をどこまで信じるかは悩ましいところですが、使っていないひとの悪口は信じないがマイルールです(笑)
    ISはワタシも基本オン(だって戻すの忘れるんだもん)なのですが、EOS R5の取説に「手ぶれ補正付きレンズはONだと、シャッター半押ししていなくても常時ISが駆動してバッテリーを消耗するので三脚使用時はオフに」と書いてあって、え〜、どうしようと思っているところです。

  3. たこ より:

    私も?初日ゲット組です
    最初に8K、4K120Pは試したけどそれ以降使っていません
    だって自分的には4K60Pちょい撮り繋ぎ合わせで十分なんだもの…
    まずは編集環境を刷新せねばと決意させられたR5の発売です

    それ以上にスチルカメラとしての完成度の高さにウットリしています
    なんなんこのAF精度?!

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