映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

EOS R5 ファームウエア1.3でC Log3

EOS R5がファームウェアアップデートで Ver.1.3.0に。年度末ギリギリに間に合わせるあたり真面目な会社だなあと思うわけです。新しいファームの特徴はすでにアナウンスされていたものの、動画系の機能強化。Canon Log 3の実装と、軽量(IPB)RAW動画の実装。

EOS R5 firmware130_01

EOS R6も同時にFirmware 1.3.0になったのですが、R6は4K IPBは実装したものの、軽量RAWやLog3は対応せず。EOS R5とR6の製品ポジションの違いなのか、他の理由があるのかは分かりませんが、結果的にR5とR6はだいぶ性格の違う機械になりつつあります。

EOS R5 firmware130_02

キヤノンログに Log3が追加。ハイライト側が2ステップ拡張されました。この恩恵を受けるひと(活かせるひと)は正直そこまで多くないと思いますが(ワタシだって完全に使いこなせるかと言われれば微妙)、少なくともCinemaEOSと同じ設定が可能になったということは、シネマイオスの現場にエクストラカメラとして使いたいニーズに応えられるということで。

EOS R5 firmware130_03

8K RAWはアンビリカルケーブルなしのエヴァンゲリオンなみに内蔵ストレージを盛大に消費するのですが、CFexpressに優しい軽量RAWが追加。8Kは必要だけど軽量でいいよ、ってケースがどのくらいあるかは難しいところですが、この辺は後日、撮り較べてみないと、ですね。

EOS R5 firmware130_04

4Kに軽量(IPB)が加わったのは、8K RAW+4K撮影の時に便利というか、実用性が高いように思います。

EOS R5 firmware130_05

逆にFHD/120PのHFR撮影は、元々あった4K/120Pからリサイズでいいじゃん、クロップも出来るし、と思っちゃう人ですが、ここもストレージ容量優先のニーズがあるということでしょうか。個人的にはFHD/240P実現してよ、と思うのですが。

EOS R5 firmware130_06

電子式フルタイムMFは数少ないスチル機能の強化ですが、で、対応レンズって、どれ?

カメラ設定をカードに保存・読込は地味に嬉しい機能かも。

それ以外は、バグフィックスに近いかな。

EOS R5 firmware130_07

発売当初は熱問題など、毀誉褒貶の少なくないカメラだったけれど、EOS R5はとても優れた主力機になっていると思います。ワタシの運用では、内部記録が重要で、外部記録でRAWだ12bitだと言ってもそのためにリグを組んで外部レコーダーをマウントするなら、シネカメラを用意する方がいいと思っちゃうんですよね。(あくまで自分の運用では、ですが)

EOS R5 Log

EOS R5 8KRAW Logより切り出し。(Log3ではありません)モデル:杏

–Ads–

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください