今年最初の新製品発表からフルスイングのアップル。Liquid RETINA XDRディスプレイを載せたiPad Proは今こそFinal Cut Pro Expressを再発明して欲しいし、ThunderboltでMac のセカンダリXDRモニターになるのなら、すぐにでも買いたいけれど、そこはしばらく(?)お預けのようなので、今回買うのはApple AirTag。
忘れ物防止タグはTrackR(トラッカール)pixelを愛用後、Tileに乗り換えていたのだけど、満を持して(?)アップルが殴り込み。アップル信者だから、という訳でなくとも、忘れ物防止タグはそれぞれ専用の位置情報捕捉ネットワークが肝なので、日本だとMAMORIOが優勢かなあと思っていた状況にいきなり桁違いの陣営が出現したようなもの。
忘れ物防止タグはまさに「戦いは数だよ、兄貴ぃ。」なデバイスなので、アップル参戦の瞬間に戦いの趨勢は決まったと思う。
サイズはTrackRより少し大きく、Tileより少し小さい(でも重い)。Tile(Mateモデル)より大容量の電池を使っているのにどちらも稼働時間は約1年。(豆知識だけどボタン電池の4桁数字は前2けたが直径、後2けたが厚みを表している。体積が大きい方が原則として大容量)
ただ、TileやTrackRにあるストラップホールがない、んですよね。AppleはiPhoneにも(そしてほとんどのiPhoneケースにも)頑としてストラップホールを付けないので然もありなんではあるのだけど、これってデザイン美学なのか、強度へのポリシーなのか、アクセサリーエコシステムへの導線なのか、ワタシには分からないけれど、AirTagは裸で鞄のなかに入れておく、のでなければ「アクセサリー必須」な製品。本体のみならTileに較べて馬鹿高い印象はないけれど、実質的な購入金額は高くなりそう。
実は2月終わり頃からTileが次々と戦線離脱していたのですが、AirTagの噂を聞いて待ち、だったのですね。
鍵束や鞄には問題ないけれど、小さい財布に純正のレザーキーリング等は大きすぎる。Belkinのストラップホルダーがギリかなあ。
理想的にはAirTagはピークデザインのアンカーくらいのサイズになってくれると嬉しいけれど、いまのアップルが充電も電池交換も出来ない(使い捨ての)デバイスを許容するとは思えないので、このサイズを是とするしかないですね、自分としては。
まあ、すべては実際に使ってみてから、ですか。
そうそう、iPad Proにはアカデミック価格がありますが、AirTagはありませんでした_| ̄|○
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