iPhone 4のバッテリーはヘビーに使うと1日持たないことも多い。ので、外部バッテリーがいろいろ出ている。エネループのような外部電源型、Juice Packのような一体ケース型に大別されるが、このiL4 Power Battery Plateは一体ケース型。
一体感のあるデザインと、ドックコネクタを持つのが特徴。
すでにレビューをあげているMacお宝鑑定団ブログのDANBOさんから、正月に「あんたもレビューしや〜」と言われたので(笑)なるべく違う切り口でレビュー。Macお宝鑑定団ブログの該当レビューも併読されたし。
バッテリーケースだけでなくiPhoneケースのほとんどはiPhone 4を嵌め込むように装着する。それゆえ素材やデザインによるがひとまわり大きくなってしまうのは必然。
ところがiL4は横方向には大きくならないし、厚みも写真のレベルで薄い。
iPhone 4と一体化するデザイン、素材感が美しい。
右側面のボタンがチャージボタン。このボタンを押すとバッテリー残量表示(後述)、長押しするとiPhone 4へのチャージが開始される。
底面にはドックコネクタ。
Macお宝鑑定団ブログによれば、Dockのメスコネクタを持った製品としては4年ぶりになるらしい。ってか、そのサン電子のCarリモコン、使ってました(笑)
iL4 Power Battery Plate本体。
横幅がiPhone 4と全く同じ秘密が上部(写真では右端)の4連吸盤。
そう、吸盤でiPhone 4とまさに「くっついて」いる。
最初はおいおい、吸盤で大丈夫かよ、と思ったが、使用開始後数日たった現在、何の問題もない。目からウロコの解決策だ。ただ、数ヶ月たつとどうかは分からない。この辺は長期に使ってみて問題があったらレポートしたい。
吸盤の隣がカメラ窓。Macお宝鑑定団ブログに書かれているようにフラッシュ用の穴はないのでフラッシュは使えない。個人的にもフラッシュは使わない派なのでここは問題なし。
吸盤で一体化したiL4 Power Battery Plate
ちなみに実測でiL4 Power Battery Plateは重さ65g。iPhone 4が142g(公称値137g)で、半分以下の質量。それでいてバッテリー容量1500mAh(公称値)とiPhone 4同様の容量をもつのが頼もしい。
装着状態での実測値は208g。単体同士と1g違うが、まあ、誤差として許して欲しい。
ドックコネクタ経由で充電。LEDが4段階に光って充電状態を示す。側面ボタンを押した場合もLEDが光って残量目安を示す。充電表示はiL4 Power Battery PlateもiPhone 4も付くが、表示の変化を見る限り、iL4 Power Battery Plateが優先的にチャージされるようで、iPhone 4の充電カーブはゆるやか。
背面はiPhone 4同様の強化ガラス仕上げ。
もちろんiPhone 4とは異なるが、ぱっと見の質感は非常に近い。
iPhone 4のバッテリー表示が赤になった時点で(20%)、満充電のiL4 Power Battery Plateからチャージを開始した。iPhone 4自体は通常の待ち受け&WiFiオン。2時間弱で95%まで充電したところで充電表示が消え、LEDも反応しなくなった。
ワタシ個人は革ケースを気に入って使っているが、長時間出歩くときはこちらを基本仕様にしようと思う。iL4だけに、サンダーバードの4号コンテナと同じ扱いで(笑)
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