一度行きたいなあと思いつつ、チャンスがないCESがラスベガスで開催中。あー、ベラージオに泊まってシルクのオーが見たい(リンク先のトレーラーは必見)
そのシルク・ドゥ・ソレイユがデモステージやっているらしいのが、CES2011のキヤノンブース(やや無理矢理な前振りだったか?)。
そこで、AVCHDの新型 HF G10と、その業務用モデル XA10が発表されている。
AV Watch の小寺信良氏のレポートが詳しい(今回このエントリーは主にそこから仕様等の情報を引用しています)
XF105/100と同じイメージャーを積んだHF G10への期待もさることながら、XA10が実によさそう。
キヤノンが民生モデルをリファインして業務用モデルを出すのは(少なくともカムコーダーでは)記憶にないが、着脱式のハンドルにXLR端子を搭載するアーマードパーツ的構成は、SONYがHC-1→A1Jでやったスタイル。アーマードパーツを外せばコンパクトで基本性能の高いベース機というスタイルは個人的には小型業務機のベストなスタイルと思っている。
そして個人的にもっとも素晴らしいと思うのは、ハンドルが着脱式にもかかわらずハンドル上部にズームレバーとRECボタンがある(上記小寺氏の記事の写真)ことだ。
着脱式なのでXLR音声ラインともども、おそらくハンドル後端が繋がるインテリジェントシュー経由で本体と接続されるんだろうけど、とても大事な機能。
と思うのも、ソニーのデジ一眼的AVCHDカムコーダー VG10は着脱不可能なハンドルに新型マイクを搭載。たしかにハンドルの使い勝手はいいんだけど。。。ハンドルにRECボタンがない。(パワーズームではないのでもともとズームレバーもない)
RECボタンは他のハンディカム同様にボディ後端にある。これ酷い。。。
実はVG10を使ってなかなかいいなあ(画は)と思いつつ、食指が伸びなかったのはこの点に象徴される使い勝手への鈍感さ。
それほどのこと?と思う方も居るだろうが
せっかくのハンドルを使ってローアングル取るとこう。どうやってRECしろと?
左手でボディ後端(しかも右サイド)のボタン操作はナンセンスだ。しかも、VG10はマニュアルズームだから左手はレンズが基本。
VG10のウリである高操作性を支えるマニュアル操作部はボディ側面に集約され。。。これ、手持ち撮影時にどう操作しろ?と。
普通のハンディカムならタッチパネル液晶で出来る分、下手したらマシかもと思わせる。
もちろん、三脚運用時には上記は問題にはならない。でも、三脚運用が前提のカメラならハンドルは邪魔なだけだし、手ブレ補正レンズも要らない。
これらに代表されるVG10ってどういう使い方をイメージしてるのか。どういうシチュエーションで真価を発揮するのか、が分からなくて、発表時には買う気満々だったVG10を見送ったのだった。(と2010年を振り返る)
操作系付のハンドルが脱着出来るというのは良いですね。
つまりは、箱(ええ海の中に持って行く箱ですよw)に入れた時に、ハンドルの接続シューを経由して電気的なリモコン操作が可能って事ですからね。
な、なるほど
狙ってますね。水中ハウジングw