「マンフロットと行く大人の遠足」Powered by minposで、ワタシが借りた三脚は、脚に190CXPRO4。雲台は460MG。
190シリーズはマンフロットの中でも代表的なシリーズ。アルミもカーボン、それに段数違いもあるが、今回借りたのはカーボンの4段タイプ。
縮めたときの長さ50cm。センターポール伸長時の最大高さ146cm。本体質量1.34kgで公称耐荷重は5kg。定価は45,990円で実売は3.3〜3.5万円。
ひとつうえに055シリーズという兄弟シリーズがあって、直前まで迷ったが、箱根を歩くと聞いて、少しでも軽量なものを、と190CXPRO4。
ちなみに055CXPRO4はモノフェローズ仲間でEOS 5D Mark II友の会のメンバーで(彼は7Dだけど)、さらにワタシとブログ名が似てる(笑)b’s mono-logさんが借りて箱根に持ってきたので、そのレビューも読むとGood。彼が書くように190と055はサイズの違いだけで機能はほぼ同じ兄弟シリーズだ。
(もちろん、サイズが違うので結果、重量も剛性感も1クラスの差はある)
耐荷重は5キロなのでEOS 5D Mark IIには500mmクラスの大型レンズを付けない限り問題はないが、カーボンで本体質量が軽い分、剛性感含め、やや頼りなさがある。
その辺を気にすると055やもっと上のクラスになるが、そうなると価格もさることながら重量が増大し、結果として三脚を持っていくのが億劫になってしまうというパラドックスが生じる。
仕事用ならともかく、今回のような旅行につれていく三脚としては悩ましいところ。
脚はレバーロック。ナットロック式に較べ、長期耐久性に問題があるとも言われるが、操作はレバーロック式が楽なのでここ数年はレバーロック式に日和ってる。
190CXのレバーロックはねじで再締めできるのでやや安心。。。かな?
開脚は25°46°66°89°
さらに
マンフロットマークの目立つ独自形状の基部はイタリア的お洒落デザイン〜な訳ではなく
センターポールを水平へ倒して固定できる独自のギミック(特許らしい)
こんな感じのローアングルがとれる。これにマグネシウム3D雲台の460MGを加えると自在なカメラポジションが取れるのだが、460MGについては別エントリーで述べる。
センターポールを垂直から水平にする構造。
この構造分、がたつくのでは、という懸念もないではないが、そこは利便性とバーターか。
EOS 5D Mark II+EF100mm F2.8L MACRO。
ただし、前述のように三脚自体が軽いので、あまりセンターポールを水平方向に繰り出す場合は、カメラとレンズの重量に気をつけないとかっくん、となるので注意が必要。
箱根の旅で、b’s mono-logさんが使っていた時の図。(055CXPRO4)
花壇の中等に三脚を立てることなく、カメラを寄せることができるのは有効だ。
もちろん、ライブビューとワイヤレスあるいはワイヤードレリーズがあってこその使い方ではあるが。
とか想いながら撮っていたワタシを、皆さんが撮っていた(笑)
この写真はまわりぶろぐのHAMACHIさんからご提供いただきました。
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190と055は悩ましいところだけど、もっと軽くて安いのがいいという場合、多少の割り切りが必要なもののクマデジタルさんのレビューを読んでMK293A4+自由雲台という選択肢もあろう。