2週間ほど前にインプレッションを書いたiPad用のBluetoothワイヤレスキーボード、Logicool のTablet Keyboard For iPad(ロジクール タブレット キーボード For iPad)をしばらく使い込んでみての使用感レビューを書いておく。
型番TK600が与えられた本機の基本仕様は前回レビューを参照して欲しい。ワイヤレスキーボードとiPadスタンドにトランスフォームするキーボードケースがセットになった製品である。
なお、本製品はロジクールより製品のモニター提供を受け、レビューしている。
単4形電池4本で最大12か月駆動と書かれているが、もちろんまだ使用1か月なのでその長寿命は証明できていない。
電源を入れると(切らなくてもオートオフになる)しばらくランプが点灯。
iPadで自動認識。初回は認証キー入力が要るものの、それ以外の細かな作業は不要。
キーピッチ19mmは通常のMacキーボードと同じ。実際に使用しても違和感なく使えるので、初日から入力スピードはデスクトップと近くなるのが◎
キータッチはさすがにややカシャカシャいう感じだけど、ストロークも重さ(軽さ?)含めて快適。
やっぱり文字入力ではソフトウエアキーボードと物理的キーボードでは雲泥の差が出ることを実感する。
タイピング時の振動でiPad揺れるんじゃね?って懸念も知人からされたが、このTK600はセパレート型であることがプラスに働き、タイピングの振動をiPadに伝えることなく運用可能。
さらに好みの距離を置くことが出来るのもかなり快適。こうやってみるとキーボードと画面の位置関係は個人によって好みが違うんだなあと再認識する。
ただ、前述のようにテキストベタ打ちなら圧倒的な操作感だが、このようにkeynote作成だと結局直接画面を触る必要も多く、やや操作に戸惑う。身体がiPadかノートMacなのか、うまく順応できていないのだ(笑)
iPadスタンドを兼ねるケースだが、さらにギミックがあって、このiPad受け部分がスライド伸張し
iPadの角度をある程度任意に付けることが出来る。
iPad専用を謳うだけあって、数字キーに専用のファンクションキーが割り当てられている(専用のファンクションキーがあるわけではないので注意。同社のTK700は専用キーがある)
左端のホームボタンは非常に重宝するが、iPadだと下位置にあるボタンが左上ってのはなかなか慣れないのも事実。他のキーはキーボード下端の(なんで下なんだろう)Fnキーとコンビネーションで使うことになるが、かなり便利。
とくにiTunesで音楽ならしていたりムービー再生しているときはiPadをメディアプレーヤーとして考えるなら必須だよなあとか思ってしまう快適さである。
Dockコネクタを使わないBluetooth接続ゆえ、キーボードを離して使えるため、ソファにキーボードだけもって座ってる・・・なシチュエーションが可能。
こう書いているともう買うしかないお薦め・・・に自分でも思えるのだが、実は落とし穴がある。
iPad2 + 純正カバー + TK600 本体 & ケースは実測値で1356g
なのだが
MacBookAir 13inchは実測値で1308gと、MacBookAirの方が軽い、のだ。
もちろん、ACアダプタの重量やメディアプレーヤーとしての快適度など、両者は適材適所で使い分けるべきものだが、軽さがノートMacに対する大きなアドバンテージ・・と考える向きには、微妙・・・と言わざる得ない。
「ロジクール タブレットキーボードFor iPad」製品ページ
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そうなの〜〜。
MacBook Airの方が軽いしかさばらないの〜〜。
って、私も買いましたとさ。(笑)