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この部屋から東京タワーは永遠に見えない がえぐるもの

東京から埼玉に向かう通勤列車の中で読了した。500円の特急料金で乗るラビューの大きな窓から入間基地に駐機するC-1が見える。
そんな書き出しをしてみたのは、読み終えた「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」(麻布競馬場)の影響(笑)

自分のいやなところというか、見ないふりをしてきた部分をえぐられるような短編集?ショートショート?
ほとんどの話はWEBで読むことが出来るし、実際、半分以上の話は読んだ覚えが合ったけれど、何故か、これは本で読もうと思った。

iPhone のディスプレイ越しに、ではなく、紙に並んだ活字で読んだら、まるで印象が違うのではないか、と思ったので。実際、なにも変わらず、自分のみぞおちのあたりをぐりぐりと剔られるイヤな感覚はそのままだったけれど。
ただ、縦組みになると

結婚しよw が、こうなるのか、とか

(笑)はカッコが上下になると印象違うものだな、とか

そんなことを考えてのも、目の前のテキストから逃げようとする心理ゆえ?か。
ただ、ワタシの周囲で、話題にしている人はごく少数であることを思うと、この拗らせたテキストが刺さるのは、やはり拗らせたひとなのかも知れない。

作者、麻布競馬場インタビューもあわせて読むと良いと思う。

あ、そうそう、ワタシの家からも東京タワーは永遠に見えないけれど、10分ほど歩いて通りに出ると、スカイツリーが見えます。

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