ASKからリリースが出ていたのをMacお宝鑑定団で知る。AUGM大分で先行でみせた耐衝撃、防水HDD。G-DRIVE ev ATC が、出荷開始。アップルストアではもう並び始めているはず。
実はすでに先行量産型を使用しているのでレビュー。
耐衝撃・防水仕様 | Evシリーズ対応ドライブ と公式ページに謳われているように、防水仕様のハウジングケースに守られたG-DRIVE ev互換のHDDで、2メートルの高さからの落下耐衝撃、防塵、水深30cm、30秒の耐水、耐圧。そしてThunderboltケーブルつき。
え?水深30cm、30秒って川ならともかく、海やプールに落としたらお終いじゃん、と思った人も多いと思う(ワタシも最初、そう思った)けど、このATCは「水に浮く」のが特徴。
海でもプールでも、落としたら浮くので、拾い上げればOK、ということ。
この手のヘビーデューティ型のHDDにはLaCieのLaCie ruggedシリーズがある。オレンジのラバーが印象的なLaCieが耐衝撃型のみで、耐水性を持たないことを意識してか、水をイメージさせるブルーがアクセント。
パッケージのプラケースが汚れてるのか、と思ったら、水をイメージしたプリントだった(笑)
やり過ぎだと思います・・・。
オールテレーンケース
Thunderboltのバッジがついているのが、G-DRIVE ev ATC。ほかにUSB3.0のG-DRIVE ev ATCがある。
Thunderbolt版は、ケースの外側にThunderboltケーブルが格納されている。
ケースを開けると、専用のG-DRIVE ev。
一見、外装が黒くなっただけに見えるが、実はこの黒いG-DRIVE ev ATCは外装が金属ではなくエンプラ。
「従来のG-DRIVE® ev より約 35% 軽量。」というスペックはここに由来する。
さらに、従来のevとは光り方が違う(笑)
evは単独でも使用できるのが特徴なので、USB3.0のケーブルも付属する。
G-Technologyアンバサダーとしては、受け売りではなく、本当に実地で使ってみての言葉が求められる・・・よね・・
いけーっ。
ちなみに、防水とは言っても、水深30cm、30秒の耐水、耐圧なので、このような豪雨を想定した?水かぶりも、長時間だと浸水の可能性があると思う。
あくまで、突然の雨から、収納するまでの時間を確保すると思った方がイイと思う。
そのまま、約80cmのシンクから、フローリングの床に落としてみた(こわごわ)。
ケースに傷なし、歪みなし。(だからって何度もやりたくはない)
パッキン部から浸水はない。
側面のThunderboltケーブルはちゃんと格納していれば大丈夫だけど、注意しないと、ですね。
ケースからドライブだしても良いけれど、今回はそのままケースに格納、Macに繋ぐ。
ケース前端にアクセスランプ。ブルーに光ります。
光らないと、ユーザーがブルーになりそうです。
アクセス速度は、Thunderbolt接続、USB接続、DOCK接続、いずれの場合もこの前後だった。シングルのモバイルHDDとしては高速な部類。
ここまでのヘビーなHDDが要るか?といえば、多くのユーザーには過剰かも知れない。現場で起こる水濡れも、耐衝撃も、これがやられるまえに、MacBook Proもカメラもやられてる。
でも、例えマシンを失っても、失いたくないデータ、というものは存在する。そんなカメラより、MacBook Proより、大事な写真や動画がある、ってフィールドで撮影するひとのための選択肢だと思う。
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G-DRIVE ev ATC with Thunderbolt
HGST社のG-TechnologyシリーズにG-DRIVE ev ATCが追加になりました。 ニュースサイトなどでは以前から取り上げられていましたが、気がついたら購入できる状態になっておりました。 アンバサダーとしては使ってみないわけにはいきません。ましてや重宝しているG-DOCKで使えるドライブですしね。 で、このG-DRIVE ev ATC。落としても濡れても大丈夫、なハードなケースに守られています。水深30cmに30秒浸かっても大丈夫、な防水仕様。池に沈んだら終わり、ぢゃ無いんです。浮くんで…