映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

価格以上の充実オフィスチェア:AKRacing Pro-X

オフィスでも自宅書斎でも、椅子はもっとも重要なツールのひとつ。もしかしたら机そのものより大事かも知れない。引きこもりのようなデスクワークの多いワタシにとって、ベッドよりイスの方が長時間過ごす場所だから。(とは言っても自宅、職場、その他、イスは様々だから単体としてはお布団の勝ち)
AKRacing社のPro-Xは究極の座り心地を謳うゲーミングチェア。ゲームに最適ならPC作業にも好適のハズ。ここではPhotoshopやFinal Cut Proといった作業中心に、このAKRacing Pro-Xのレビューを行う。

AKRacing Pro-X_01

今回、ご縁があってAKRacing Pro-Xを提供いただいたので、以下の個人ポリシーのもとレビューを書きます。

レビューズサンプリングキャンペーン参加中

このレビューにあたり、AKRacing より該当製品(AKRacing Pro-X)のサンプル提供を受けていますが、それ以外の利益供与(報酬等)は発生していません。
また、同社およびレビューズ事務局は記述内容に関与していませんし、事前に原稿を見せることもありません。公開後、内容の事実誤認等で訂正した場合は、修正部分を明示します(誤字脱字の修正を除く)。

AKRacing Pro-X_02

OAチェアというべきか、オフィスチェアというべきか、このジャンルのイスは1万円代から20数万円まで様々な価格帯の製品がある。有名なところだとMacお宝鑑定団本部事務所でも使われているアーロンチェアだろうか。ワタシの自宅書斎(作業部屋)は日本での販売がなぜかなくなってしまったSteelcase社のPleaseチェア。これらの高価格帯チェアと1万円代の安価なチェアのどちらでもない価格帯にAKRacing Pro-Xはいる。(実売5万円強)
安価なものと比べてどうか、高価なものと比べてどうか、を意識しながら書いていこう。

AKRacing Pro-X_03

AKRacing Pro-Xは、究極の座り心地を謳う高機能OAチェアで、ウレタンホームによる耐圧分散と包み込まれるようなデザインで疲労軽減、細かな調整機能で自分にぴったりの姿勢カスタマイズ、革(合皮)による耐久性と手入れの楽さ、高級感が特徴。
まあ、それゆえにデカい。重い(22kg)。

AKRacing Pro-X_04

なお、同社には4ヶ月前に発売されたAKRacing NITROという下位製品があり、主な違いはNITROの方がタイトなフィット感な作りという方向性の他、アームレストの調整がPro-Xが4方向(NITROは上下のみ)、キャスターの違い。
包み込まれるようなバケットシートライクな座り心地に大満足のゼミ生。

AKRacing Pro-X_05

AKRacing Pro-Xは組み立て式。巨大なダンボールが届いたときはぎょっとした。
写真付きの組み立てマニュアルが付いているので、その辺は安心だけど、その組み立てマニュアルがAKRacing NITROのもので苦笑。組み立て方は同じみたい。

AKRacing Pro-X_06

組み立てに必要な六角レンチに作業用手袋まで入っているのは◎。組み立て自体は小一時間。難しくはないけれど、パーツをあわせながらネジを締める箇所があるので面倒。誰かに抑えて貰えたりすれば30分程度でできそう。

AKRacing Pro-X_07B

完成形。ガスシリンダーで上下昇降します。ただし、上下昇降幅は8cmほどなのでもっとも下げても小柄な女子だと脚が浮くかもしれません。

AKRacing Pro-X_09B

男子は問題なしでした。

AKRacing Pro-X_11

NITROよりはゆったりらしい(カタログ値)ものの、バケットシート風の包み込まれる座り心地は快適。試した学生の評判も上々。安価なOAチェアとは雲泥の差というと大袈裟か。
肉厚なウレタンフォームの配置で、個人的にはこれでも少しタイトかなと思うけれど、着座時の疲労度は確かに少ないかも。

AKRacing Pro-X_12

アームレストの調節度は高い。
ワタシはゲームをやらないので、これがどのくらい重要かはわからないが、これが不要なら下位機種のNITROでもいいかも。

AKRacing Pro-X_13

他の可動機能部。
機能的には高価格機種に劣らない高機能ぶりだが、レバーの操作感や背もたれ稼働時のスムーズさ、安定感はさすがに劣る。
この辺は価格差がでるところか。

AKRacing Pro-X_14

ただし、固定ポジション時は、そのあたりの頼りなさはでない。

AKRacing Pro-X_15

キャスターはポリウレタンのしっかりしたもの。
大手メーカー製ではあたりまえのレベルだけど、安価なものにはちゃちなものも散見されるので、スムーズにゴロゴロしたいならこのあたりはチェックポイント。

AKRacing Pro-X_16

ヘッドレスト(首あて)ランバーサポート(腰当て)は好みに合わせて装着。ヘッドレストはいらないかな〜。

AKRacing Pro-X_17

でも、贅沢な気分にはなるらしい(笑)

AKRacing Pro-X_18

前述したが、合皮(PUレザー)貼りなので、相応の高級感と手入れのしやすさはある。
一方、どうしても合皮ならではのペタつく感じはあった。これはワタシが汗かきからかもしれない。
気になるひとは展示店舗で実物を触ってみる(座ってみる)ことをオススメ

AKRacing Pro-X_19

イスはもっとも長時間、身体を預けるツールだ。それゆえ、機能も、質感も、なにより蝕感も含めて吟味するのが重要だと思っている。
だけど、だからといって10万、20万する高価格チェアをおいそれと買えるわけでは無い。そういった時に、価格以上に満足感のあるAKRacing Pro-Xはけっこう良い選択肢になると思う。

–ads–

コメント (1)
  1. Graxxor A Vidhelssen より:

    ゲーマーのワタシにはアームレストの調節が非常に大事です。今のチェアにはレストが付いてないので別々のデスクにくっついている調節可能なレストを使っている。心地よいかもしれませんがどう考えても目障りです。
    AKRACINGのnitroやwolfやpro-xをない病んでたのですがそのレストの説明が分かりやすくて決めることができました。このレビューは参考になりました。ありがとうございました。
    グラックソール

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください