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アルカスイス互換ビデオ雲台:レオフォトBV-1R

EOS R5にはLプレートを付けっぱなしにしていて、三脚は全部アルカスイス互換トライポッドにしてるくらいには、もうすっかりアルカスイス互換ばっかり使っている状態。
でも動画撮影用のビデオ雲台でアルカスイス互換っていいのがなかったんですよね。昨年、ベスト、とは言わないモノのまあベターと思えるアルカスイス互換ビデオ雲台を買ったのでレビュー。
Leofoto BV-1R。脚は同じレオフォトのLS-255CEXを組み合わせてみました。

アルカスイス互換三脚(雲台)はかなり一般的になってきたと思います。(ジッツオまでいまやメインはアルカスイス互換ヘッドですからね)でも、ビデオ雲台になると途端に少なくなり、さらにアルカスイス互換でも専用プレートならOKだけど、一眼カメラボディに一体化させる横長プレートやLプレートは使えないとか。

で、昨年でた(と思う)Leofoto BV-1Rが、Lプレート対応なんです。
BV-1Rはレオフォトのビデオ雲台の中では最も小型で耐荷重も小さいモノ。でも、現段階でLプレートを使えるのはBV-1Rのみです。(理由は後述)

BV-1Rのクランプ部。プレートはNP-50が付属します。

プレートを外すとクランプ。そう、Lプレートや横長プレートだとカメラの向きがパーン棒と直角になっちゃうんです。同じレオフォトのビデオ雲台BV-5、BV-10、BV-15も同じです。
ところがBV-1Rだけは、クランプの横にあるレバーをゆるめると

クランプが回るんです。で、Lプレートを付けた一眼もパーン棒と同じ方向を向くことが出来ます。

こんな感じ。パンもティルトもOKです。

ただ、耐荷重こそ3Kgなものの、フルードヘッドではないし、カウンターバランスも取れないのでEOS R5クラスを快適に運用するビデオ雲台・・とは残念ながら言えません。ビデオ雲台としてなんとか使える・・程度と思うといいと思います。

三脚は手持ちのモノをつかっても良かったのですが、同じレオフォトのレンジャーシリーズからレベリング機構を持つLS-255CEXを選んでみました。
全伸長1,406mm、縮長450mm、重量1.03kgのコンパクトな5段カーボン三脚です。中央の銀色の半球体とその上の部分がレベリングユニット。

レベリングベースとして水準器とレバーがあり、このレバーをゆるめることで

水平レベルを容易に取ることが可能です。

ティルトは公称-75°から+90°

ただ、前述のようにカウンターバランスは(EOS R5くらいの重量では)取れないので常に手でテンション掛けるか、横のノブで締めて固定するしかありません。

BV-1RとLS-255CEXで1491g(実測値)。ただ、LS-255でEOS R5はちょっと心許ない気もしたので、大学の追加三脚としてはLS-323CEXにしてみました。LS-323CEXとBV-1Rだと約500gアップの2106g(実測値)になります。
ワタシの旅行用三脚であるピークデザインのトラベルトライポッド(カーボン)が1311gなので、ビデオ雲台装備としては悪くない重量でしょうか。

そうそう、BV-1RとLS-255CEXの組み合わせだと、このくらいの最低地上高が可能なので、地面それそれのパンニング、が出来るのはとても◎だと思いました。
本格的なビデオヘッドと較べると物足りないのは正直なところですが、それでも手持ちスチルと動画をワンオペで撮るときや、一応三脚も持って行きたい時に、セッティング時間が極小ですむアルカスイス互換ビデオ雲台として、実用レベルだと思います。
ワンオペじゃ無いときのために、もう一回り大型のフルードビデオ雲台が欲しいところですが。

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SmallRigの3457も同様のクランプ回転機構を持つようですね。

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