連写一眼は40年近く前に出たキヤノン AE-1のキャッチコピーだ。(ちなみに恋写一眼は野村誠一氏だよね)
AE-1はパワーワインダーをつけると秒2コマの連写が可能になったので、連写一眼の名フレーズを生むのだが、40年後の末裔、EOS 7D Mark IIは秒10コマ連写となった。
連写のメリットは、ベテラン、上級者よりワタシのような中堅ユーザーに恩恵があると思う。腕と経験があれば一撃必殺のゴルゴ13型の撮影もありえるのだが、慣れないシチュエーション、追いつかない技術、の場合、戦いは数だよ兄貴ぃ、なのだ。
EOS 7D Mark II EF70-200mm F4L IS 1/4000秒 f4開放 ISO6400
連写枚数を稼いでも、フォーカスが来なければ、まさにピントが外れてる。
EOS 7D Mark IIのEOS-1D Xに匹敵するというAF性能が、その連写性能のアドバンテージを担保していると思う。
EOS 7D Mark II EF70-300mm F4〜5.6L IS 1/400秒 f8 ISO1600
このあたりは望遠端300mm(換算480mm)。この前後合わせ、約120枚。
RAWをオフにして高速なCFカードを入れている状態では事実上、無限の高速連射が可能。
そして、その間、AFを外したカットはない(1/400ゆえ、ややぶれてるカットはあり)
このあたりは少し引いてEXIFみると236mm(中途半端だ・・・)
EOS 7D Mark II EF70-300mm F4〜5.6L IS 1/400秒 f8 ISO1600
EOS 7D Mark II EF70-300mm F4〜5.6L IS(望遠端) 1/400秒 f8 ISO250
降りてくるF-15。
これは頭上を飛び抜けるので、身体を入れ替えるときに、機体をロストする(笑)
真ん中辺りでロストし、3コマほど、完全にロストしているのが分かると思う。
で、再びフレームインして、合焦まで約3コマ。
秒10コマ撮影なので、0.3秒で復旧といった所?
ワタシの能力を大きく上回る能力で、テクノロジーがゲタを履かせてくれている例。
アムロはガンダムだから、生き延びることが出来たのだと思う。というのが、基本の考え方(笑)
という訳で、ワタシには非常にメリットの大きいEOS 7D Mark IIだったが、問題は普段そんなに動くものも撮らないし、連写もしないと言うことか・・・。
–ads–
キヤノン EOS 7D Mark II マニュアル―切れ味一閃! 激速一眼レフに進化した“ハイスピードEOS" (日本カメラMOOK)