キヤノンから天文撮影に最適化したEOS Rの特殊用途カスタムともいえるEOS Raが登場。天文撮影用EOSはEOS 20Da、EOS 60Daに続く3代目。前2機種はAPS-C機なので、キヤノン初のフルサイズ天文撮影カメラ。
ニコンにはD810Aというフルサイズ天文撮影機があるけれどD810Aは一眼レフなので、EOS Raは初のフルサイズミラーレス天文撮影カメラということになる(笑)
天文撮影専用、とか書かれると、シャア専用みたいだし、ニッチすぎるように思うけれど、まあ、赤外カットフィルターなしでは通常用途では使いにくいですよね。
ベースモデルのEOS Rとの違いに赤外カットフィルターの他、ライブビュー拡大率「30倍」を新設、EOS Rが10倍なので、まさに3倍の仕様。
星景写真にフルサイズの恩恵はあると思うし、ミラーレスの良さもあるけれど、ミラーレスはバッテリー持たないからなあ、熱も持ちやすいし。そこはどうなんでしょ?EOS Rは同じLP-E6N使うEOS 5D Mark IV等に較べ、3倍速くバッテリーが消耗するイメージあるけどな。
長時間露光やタイムラプスには定番のタイマーリモートコントローラーTC-80N3だけど、EOS Rはロモート端子がE3タイプで、N3タイプのTC-80N3はそのままじゃ使えません。
ので変換アダプタ RA-E3が必要です。
これ、EOS Raには同梱されているらしい。もともとEOS 60Daに同梱されたのがはじまりだから、正しい継承で○。買うと4,500円(税別)もするんだぜ。
ベースモデルEOS Rとの価格差は、キヤノンオンラインショップベースで6.5万円ほど。
ワタシには縁のないカメラだけど、こういうニッチな製品をちゃんとリリースするキヤノン(ニコンも)は偉いと思う。
–Ads–