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珈琲懐石:NagCafe2019

カフェ南雲、それは東京都下の住宅地にひっそりと佇む会員制の珈琲店である・・・というのはまったくの作り話で、公私とも懇意にして貰っている凸版チーフフォトグラファー、南雲暁彦さんの家で南雲さんが振る舞う珈琲の会・・という書き出しのエントリーを書いたのは2013年の12月26日だから、まさに6年前。
6年後の年の瀬、ふたたびご招待頂いたNagCafe2019 珈琲懐石をお正月料理の代わりにアップ。

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テーブルに写り込むビームヒーターとサイフォン。

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これが今回の一の膳もとい一の椀(ファーストカップ)の準備。

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この独特の光を放つビームヒーターに既視感を覚える方もいると思うけれど

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そう、昨年、玄光社から出版された Still Life Imaging スタジオ撮影の極意(南雲暁彦 著)で使われていたセットだ。
このNagCafe 珈琲懐石は、本の著者自ら、そこで使われたものたちと共に、時に解説、時に思い入れを語りながらコーヒーを淹れていくという贅沢なカフェ。

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このウォータードリッパーも

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本の中に登場していた(違う個体らしいです)。

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水出しコーヒーは宴の冒頭近くにセットされ、宴の最中、ゆっくりと落ちていく。
飲めるのは宴もたけなわの頃、という趣向。

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ちなみに茶器も一杯毎に異なるカップが用意される。

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ブラジル帰りのオトコが焼くポンデケージョ。

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そしてビスコッティ。
ここで振る舞われる茶菓もすべて南雲さんの手作り。十文字美信さんの珈琲は有名だけど、茂手木秀行さんにしても南雲さんにしても、いいフォトグラファーは料理も本気、なんですよね。。

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テーブルの上は珈琲と茶器、そして茶菓以外はなにもないシンプルさで、それと対比するかのように近くの棚に飾られたハーバリウム。あれ?これは

これもStill Life Imagingに載っていました(これも別個体だと思います)。いや、なんというか、自宅でこのビジュアルセッティングが可能かよ、と。同席した家電女子と震えることしきり。

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昔は自宅で豆も挽いて、一杯づつ淹れていたのに、すっかり堕落した自分に落ち込みます。
ちょうど先日、お世話になっているスタジオの方から、珈琲豆をいただいたので、今年はせめてペーパードリップから再開してみましょうかね

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PICTURES 写真家対談:南雲暁彦 × 赤城耕一(前編)(後編)

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