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Final Cut Pro XのAVCHDアーカイブ 続報

iPhone 4Sやクラウドや、マップ(これiMapとかいうのかなあ)がどんなに話題でも、自分にとってアップルと言えばMacintosh、そしてFinal Cut Pro 。
今回はFinal Cut Pro XでのAVCHDアーカイブについて。

Final Cut Pro Xは、プロジェクトおよび使用素材のアーカイブに関してはFinal Cut Pro 7時代よりかなりスマートなアーカイブを実現しているように思うが、それについてはいずれ。
今回は素材のバックアップ(アーカイブ)について、このエントリーの続編

Fcp_archive_01

Final Cut Pro Xのアーカイブ機能は、Final Cut Pro 7までと異なるもの。
専用のフィルムリール缶(?)に入った形式で、これがFCP 7やiMovie11(ver.9)では読み込めない厄介なもの。

Fcp_archive_02

iMovieでFCP Xのアーカイブファイルを読もうとしたところ。

要は、FCP XアーカイブはそのままではFCP Xでしか読めない。将来、FCP Xが開発終了したらiMovieですら対応できない。そんなファイルやばいんじゃないの。iMovieでアーカイブするか、手動で複製する方が安心。
と思うよね。

Fcp_archive_03

FCP Xアーカイブは、中がばらけないように(?)パッケージになっているので開いて見る。

Fcp_archive_04

と、中身は普通にAVCHDメモリーカードと同じような構造。
FCArchMetadata.plistなるファイルが独自ファイルでどうやらCLIP IDが記述されているみたい。
これがこのパッケージ構造のキモなのかなあ
とはいえ、このままではiMovieで読めない

Fcp_archive_05

このパッケージの中身を、ダミーのフォルダ(フォルダ名はなんでもOK)に移動もしくはコピーする

Fcp_archive_6

と、iMovieで読めるようになる。
(ちなみにFCP 7でも読めた)

Fcp_archive_07

この状態でFCP Xでも読める

という訳で当初心配したFCP Xアーカイブは他と互換性がない、というのは半分正しく半分誤りで、パッケージを解いてやれば問題なし、という結論に。
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