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Apple Apertureはまだ3だというのに、後発のPhotoshop Lightroom の Ver.4パブリックベータ提供が始まった。
Lightroomは2まで買っていたが、Apertureと併用はライブラリ管理を複雑にするだけだったので3は買わなかった。今回、4を買うかどうかの検討のためβプログラムを落としてみた。
とりあえず動画機能のファーストインプレッション。
なお、まだ数時間触ってみた段階でのインプレッションかつ前述のようにワタシはLightroom 3を使っていないため、勘違いや操作ミスがあり得ることを予めご了承頂きたい。間違いや誤表記については発覚次第、なるべく早めに訂正記述を行う。なお、当然ながらこのエントリーはLightroom4パブリックベータ(2012.01.12段階のもの)仕様による検証ゆえ、製品版では異なる可能性がある。バージョン(ビルド)による違いについては記事修正は行わない。
Lightroom4は動画サポートの大幅拡充がウリのひとつ。
グリッド表示でのサムネイル状態での要約再生もiMovieやFinal Cut Pro Xライクでなかなか小気味よく動く。ルーペ表示ではトリミング編集も可能だ。
ただ、現像モジュールでは動画はサポートされない。
アドビのLightroom4解説ページには
写真の取り扱いと同じように、ビデオの編集や管理をすることができます。「ライブラリ」モジュールからファイルを選択し、写真同様のカラー編集がビデオに適用することができます。
とあるように、色補正はライブラリモジュールで行う。
ライブラリモジュールでは、
ホワイトバランス(色温度、色かぶり補正)、露光量、コントラスト、白レベル、黒レベル、彩度について調整などが可能。
プリセットからの適用も、上記の範囲に限定されるが、こんな感じに簡単に補正できるのは非常に便利。
ただし、ライブラリモジュールゆえの限界もあって
現像モジュールで使える「部分補正」や「処理前、処理後の比較」が使えない。
このワイプで適用前、適用後を比較できるのは非常に便利なんだよなあ
(Final Cut Pro 7ではフレームビューアで実現していたが、Final Cut Pro Xでは・・・)
ちなみにこの比較機能、Photoshopでも欲しいと思いませんか?>誰となく
ライブラリモジュールではこのように違うカットを比較できるだけ
これは残念だなあ
とはいえ、フォトグラファーが馴染んだ感覚でムービーファイルの色補正を出来るのはアドバンテージが大きい・・・・と思ったのだけど・・・・
その処理後のムービーファイルを書き出そうとすると、これが最高品質設定になるのだが(ほかにDPX書き出しがあるが、それはちょっと・・)見ての通り、EOS 5D Mark IIのネイティブファイルが 22Mbpsに変換される設定になっていて、このデータレートを変更できないようだ。
EOS 5D Mark II ネイティブ
Photoshop Lightroom4 BETAからの補正後書き出し
解像度は同じものの、データレートは半分以下に落とされている。
細かい画質検証はまだ行っていないが、ここまでデータレートが異なって同じ品質と言うことは考えにくい。
これ、EOSムービー等の編集まえカラーグレーディングに最適かと期待したのだけど、実際、どのくらい使える機能なのかなあ・・・?
Photoshop Lightroom4 パブリックベータダウンロードサイト
念のため再度おことわり
まだ数時間触ってみた段階でのインプレッションかつ前述のようにワタシはLightroom
3を使っていないため、勘違いや操作ミスがあり得ることを予めご了承頂きたい。間違いや誤表記については発覚次第、なるべく早めに訂正記述を行う。なお、
当然ながらこのエントリーはLightroom4パブリックベータ(2012.01.12段階のもの)仕様による検証ゆえ、製品版では異なる可能性があ
る。バージョン(ビルド)による違いについては記事修正は行わない。