Apple Final Cut Pro Xは、たしかVer.10.0.6から読み込みが統合され、素材構造を意識することなく簡単に読み込む(取り込む)ことが可能になった。
のだが、以前からの違いは残ったまま。個人的に大きな問題(課題)を感じている。
以下はEOSで撮ったムービー、スチル混在のCFカードからの読み込みに関して。
iMac 27inch Late2012上の、Final Cut Pro X 10.0.7での話。
上記CFカードを、カードリーダーでマウントして読み込む場合。
・サムネイル表示ではクリップ内容が視覚的に判断できて便利
・ただし、拡張子は表示されないので、ムービー、スチルの別は、サムネイルに秒数が付いてるか否かで判別する
同じくCFカードを、カードリーダーでマウントして読み込む場合。
・リスト表示ではクリップを選択するとプレビュータイムラインが表示
・ファイルタイプソートができるので、ムービー、スチルの判別が簡単
MacのHDDにコピー済みのフォルダから読み込む場合。
・サムネイル表示がない
・リスト表示ではクリップを選択するとプレビュータイムラインが表示
・ファイルタイプソートを押せるのだが、実際にはソートされない。
(2013.2.19訂正:フォルダ選択してるとソート可能でした。訂正します)
おいおいおい・・・
基本的にFinal Cut Pro Xへの読み込みは、カードからじゃなくストレージにコピーした一次バックアップから行いたいのだけど、そのときの操作性が悪すぎる。
これ、仕様か不具合なのか判断に苦しむのは、アップルの「Final Cut Pro Xの新機能」ページに
外付けハードドライブ、ネットワーク上の保存場所などのあらゆるソースからの読み込みを、新しいシングルウインドウのインターフェイスを使って行えます。様々なクリップのメタデータを表示させたい時は、カスタマイズできるリスト表示を選びましょう。すべての素材をビジュアルで確認したい時は、フィルムストリップ表示が最適です。
って、どんな読み込み時にもフィルムストリップ表示(サムネイル表示)ができると読める記述有るから。
じゃあ、ファイルコピーじゃなく、ディスクアーカイブで複製とっておけばいいのかというと・・
Final Cut Pro X読み込み後
左がCFカードダイレクト 右がHDD上のコピーから読み込み
・CFカードダイレクトは撮影日時のタイムスタンプがクリップ名になる
・HDDコピーから読み込みはファイルネームと同じ
撮影時のスクリプトと照らし合わせながら編集するなら前者はありえん・・・。
どうしてこうなっているのでしょう。。?>FCPのえらいひと
毀誉褒貶のあるFinal Cut Pro Xだけど、個人的にはイージーな操作性、FCP7とは一桁違うレスポンス、レンダリングスピード、等、欠点を補ってあまりある(というと言い過ぎ?)良さもあって好きなんだけど、こういうとこ、辛いんだよなあ。
それともワタシ、なんか勘違いしてますかねえ・・・
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