映像編集をメインとしたMacintoshとカメラ、ワタシの興味関心の向く モノ関係の欲望とレビューのモノローグ SINCE 2006  このblogはアフィリエイト広告等の収益を得ています。収益はすべてモノローグに役立つ無駄遣いに使わせていただきます。

EOS M : フルタイムマニュアルフォーカスとフォーカスアシスト

EOS M 短期集中検証シリーズ。
EOS Mって、発売から半年たってもレンズは最初に発売された2本のみ。
まあ、SONY NEXも長くレンズラインナップが弱かったのだけど、Mってレンズロードマップ出てたっけ?

EOS_M_10

で、そのうちの1本、EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
仕上げ感は安いEFレンズより良い(笑)

ただ、製品特長
オートフォーカスの後、最終的なピント調整ができるように、ワンショットAFの後にフォーカスリングを回転させるだけで即時にマニュアルフォーカスが可能なフルタイムマニュアルフォーカス機構を搭載しています。
と書いてあるんだけど、

EOS_M_15

EOS Mのメニュー > フォーマスモードが
AFのまま、ではダメで、AF+MFに設定されている必要がある。
ちょっと、えー、と思う部分。

EOS_M_16

取説にも明示してあるし、NEX(手元のNEX-5で再確認)もそうだし、仕方ないんだけど、なまじEOSなだけに、そんな部分の違いが戸惑うのだ。
ちなみにマウントアダプター EF-EOS M を介して(フルタイムマニュアル可能な)EFレンズを付けると、なんの設定も不要でAF→MFが可能。

そして、そんなマニュアルフォーカス時に有効なのが拡大(フォーカスアシスト)機能で、これはミラーレスやライブビューの大きなアドバンテージだと思う。
(余談だけど、これなしでEOS-1D Cの4K撮影はワタシにはできない)

EOS_M_17

のだけど、EOS Mのフォーカスアシストってハードウエアボタンがなく(割り付けもできない)液晶のルーペボタンを押さないとダメ。
しかも、上記のAF+MF撮影時にシャッター半押しで合焦したら、ルーペボタンは消えるという・・・。おいおい、AF+MF撮影時には拡大はさせないってか?
先に拡大しておいてから、AF+MF撮影は可能、いや、それ、違うでしょ、まず、画角決めてからでしょ?

NEXはDMFモードで、いったんフォーカス合わせてからフォーカスリングを回すとMFに入る(ここまではEOS Mと同じ)が、MFに入った瞬間、自動的に画面が拡大されフォーカスアシストモードに入る。
これが鬱陶しいときは確かにあるけれど、基本的にはこっちの方が正しいでしょ。。。
ちなみにNEXもEOS Mも、シャッター半押しのままフォーカスリング回さないとダメ。
つい、シャッターから指を離すと最初からやり直しです。

という訳で、フォーカスアシストを含めるとマニュアルフォーカスはNEXの方が使いやすいのだけど、NEX(SONY)系のウイークポイントは・・・

EOS_M_13

EOS_M_14

そう、フォーカス方向もズーム方向もキヤノンと逆、なんだよね。
AFしか使わない、とか、飛行機撮ったりしない(咄嗟のズームワークは要らない)なら、あまり大きな問題ではないし、ましてミラーレスにそれを求めるか、って意見もあろうが、この辺は個人的にはけっこう大きなハードルになっている。
(以前、買う寸前までココロ揺らいだタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD / Model A007を結局買わなかったのもそれ)
ムービーで使うと、撮影中のピント微調整は必須だしね、そのとき、レンズ毎に頭を切り換えられるほど器用ではないんです。

ってか、EOS 5D Mark IIIとNEX-5Rの両刀遣いのドムたちは、OSのデュアルブートかエミュレーターでも使ってるんだろうか?

–ads–

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください