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ビデオSALON 11月号で4Kハンディカムと業務用機

沖縄に行っている間にビデオSALONの見本誌が届いていた。
ちょっと遅いけど、面白かったので紹介。

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今月号の特集は、予想通りソニーのハンディカム4Kおよび、その業務用版であるFDR-AX1とPXW-Z100。

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ハンドヘルド型のカメラをハンディカムと呼ぶのはどうも抵抗があるのだけど、ソニーが自らそう言っているのだから仕方ない。
この2機種はソニー恒例の民生機フラッグシップを業務用に仕立て直すというアプローチなんだけど、これまでと違って共通項は外観とレンズ、センサーといった基本仕様の部分のみで、中身はコーデックから機能までずいぶん違う。コーデックの解像度が違うから有効画素も焦点距離も(微妙に)違う。

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というかね、Z100のメニュー表示が英語のみ、ってのはなんとかなんないのかなあ。

英語の方が分かりやすい?そんなにプロのビデオカメラマンは英語に堪能なのか?
そりゃ、3つ上とか(昔のFinal Cut Pro)かえって意味不明な日本語表示もあるし、ワタシもアプリはときどき英語表示にして、本来の用語や意図を確認することもあるけれど、日常的に視認しやすいのは日本語なんだけどなあ。
(販売数的に日本語入れるコストかけたくなかった等の理由はあろうけど)

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あと気になったのが、AX1の解説で
出力フォーマットを1920×1080に設定すれば4KをFHDにダウンコンバート出力可能。だけど、3840×2160時はHDMIからは出力されない(要約)
とあるけれど、
これは再生出力のみの話?それともスルー出力も?

というのは、後半の開発インタビューにおいてマーケティング担当の後藤氏が
あとはライブイベントの用途です。このカメラはHDMIではありますが4K出力ができますし
と語っていて、このカメラというのがFDR-AX1とPXW-Z100のどちらを指すのが文脈上分かりにくいのだけど、4Kスルーができると読める。
(ワタシの愛機、EOS-1D Cは出来ません)
ライブ用途もさることながら、KiPro Quadが使える使えないは、けっこう重要な差の気がする。

4Kハンディカム、良さそうですね。
NEXのカムコーダー後継機がどうなるのか、楽しみです。
FDR-AX1とPXW-Z100の懸念材料があるとしたら、やっぱ感度かなあ。
あのサイズのセンサーで、ゲインアップしたらけっこう辛そうに思えるんですよね。
このあたりはいずれ実機でレポートがでてくるとは思いますが。

参考:EOS-1D Cで高感度夜桜

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もうひとつ読み応えがあるのが「やってはいけない撮影の掟」
撮影テクニック以前の、と付いているだけに、耳のイタイ話も多い。

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知っていて守れていないことも多い。
例えば満充電保管のバッテリーは寿命を削る、とかね

ただ、知っていても撮影前日に、バッテリー残量確認しつつ、フルに再充電・・・してる時間はないし、フルでないバッテリーを予備があるとは言え、それでOKとも言いたくないので、どちらかというとフル充電保管かなあ。
バッテリーは消耗品と思うようにしています。

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