デジカメで使うメモリーカードにも寿命はある。もっともメモリーカードの進化は速いので、古くなった規格(SDHCとか小容量のものとか)から使わなくなって自然と世代交代していくのだけど、メモリーカードの残り寿命を調べ、工場出荷時の速度を取り戻してくれるソフトウエアがあります。
ProGrade Digital Refresh Pro(プログレードデジタル リフレッシュプロ)
年間利用料9.99ドル(税抜)のサブスクリプション。ほか、6か月の無料試用バージョン。インストールは1台のみ。
ただし、プログレードデジタルのメモリーカードのうち、Rマークの付いたものと、同社製のカードリーダーの組み合わせで「のみ」動作します。
まあ、現行のProGrade Digital製品はみんなRマーク付きだし、と思ったら、なんと最新のCFexpress Type A COBALTはリフレッシュプロ未対応なんですね。SONY α1ユーザーに好適な高速カードなのになんでだろう?CFexpress Type A 規格ゆえの問題ならイヤだなあ。
また、ちょっと古い製品だからか、TB3だからか、【CFexpress Type B】 Thunderbolt 3専用 カードリーダー(PG04)も未対応。
カードかリーダーのどちらか(もしくは両方)が未対応だとこんな表示が出て使えません。
対応リーダーとカードで使ってみます。
ProGrade Digitalの対応カードリーダーの複数同時接続にも、デュアルスロットリーダーにも対応。
ヘルス:健康状態を測定し、残り寿命を表示する(公式表記)
サニタイズ:ディープにフォーマットし、残存メモリーを完全に消去することでリフレッシュし、工場出荷時点の最大パフォーマンスに戻す(公式表記)
健康状態ってことは、単に寿命だけでなく、他の要素も見ているのかどうかは不明
ディープにフォーマットって単に物理初期化ではなく?
ここにホワイトペーパーがあります。
複数カード接続時は、処理は順次処理で並列処理ではありません。
とりあえずうちのカードたちは健康状態/パフォーマンスともにMAXです。
そうそう、サニタイズするとカードの中身も初期化されるのは当然ですが、カード名も変わります。最初、デスクトップでEOS DIGITALを探して、ないない、とちょっと焦ったのは内緒です。
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