ちょっと間が空きすぎてしまったけれど、AUGM OKINAWA 2015のゲストスピーカーとして沖縄に滞在した際、自由な移動の足としてマツダのクロスオーバーSUVであるCX-3を借りてみた。
借りたのはCX-3 XD Touring 1.5L ディーゼル
これは三泊四日の沖縄滞在で、主に新しもの好きのダウンロード主催の早川氏と、ときにサンディトリップのおふたりと、中1日はひとりで、と、海に山に街に高速に300kmほど走ったインプレッション レビューです。
CX-3は同じMAZDAのクロスオーバーSUV CX-5の弟分みたいなクルマ。以前、出張中の乗り換え駅で展示されていた実車をみて、一度乗ってみたいなあと思っていたので良い機会とばかりに借りてみた。
沖縄はレンタカー激戦区で他県の相場より安いと思うけれど、さすがに新しいCX-3はやや高め。とはいえ、昨年借りたFIT HVよりやや高価いくらいだったかな。
うちのクルマ、スバル インプレッサスポーツとの同縮尺比較。
サイズ感も近い。
全長はCX-3が少し短く、全幅、全高は少し大きい。つまりインプレッサより少しずんぐりむっくりなフォルム。でも、このボリューム感は好き。ワタシ、スレンダーなボディよりグラマラスなボディの方が好きみたい(クルマの話です、念のため)。
CX-3は1500cc ディーゼル。インプレッサスポーツは1600cc,2000ccのガソリンでうちのは2000cc。だけど価格は1500のCX-3の方が高価い。実売価格は分かりませんが。
このボリューム感はCX-5と共通するフォルム。好み。
タコメーターのみアナログメーターで、速度はデジタルの1メーターデザインはちょとやり過ぎ感があってワタシは2メーターのインプレッサが好み。
3連のエアコン系ダイヤルはスバルみたい(笑)
でもデフォルトでUSBポートが2つもついているのはいいなあ。iPhoneをつなぐと充電はもちろん、アップルデバイスとして認識し、iTunesの操作も可能だった。
マツダ コネクトという純正ナビシステム(?)は、ナビとしてはがっかり。
精度も追随性もハテナマークが出る感じだし、なんだかなあ。
ただ、サイドブレーキ横に位置するコマンダーコントロールは素晴らしかった。
目線を落とすこと無く左手の指先で地図の尺度や音楽のボリュームをアナログ感覚のあるリニアな操作感でコントロールできるのは、すごく羨ましい。
この7インチWVGAディスプレイ。デザインといい、付き方といい、ナビ不要時は倒れてダッシュボードと一体化するものとばかり思っていたら、なんとこのままで固定式。
いや、そしたらデザイン的にもっとやりようあるでしょー、と思ったけどそういうものではない?
ハンドルにある操作系はまあ標準的なモノ。
押し出しの強いフロントとヘッドライトの眼からサイドに流れるラインはとても綺麗。
リアに抜けるラインは個人的な好みとはちょい違う感じ。
アイポイントが特別高い印象は無いけれど、視点の位置も抜けもイイ感じ。
荷室容量はインプレッサスポーツより15cmも短いのにほぼ近い容量を持っていて偉いと思う。ふたり分の旅行荷物に撮影機材と三脚が十二分に積める。
ただし、リアハッチを開けたときに荷物が水平に出し入れできず、上から出し入れする形になるのはけっこう撮影機材を積む身にはマイナスポイント。
塗装の質感は◎。
冒頭に書いたように、1〜3人と荷物多めのシチュエーションで1500ccはやや非力かと思ったけれど、ディーゼルって印象が違うのか、スカイアクティブが優秀なのかは分からないけれど、ほとんどの場面でパワー不足を感じることはなかった。
くるくまへ登る坂がちょっぴり厳しかったかな?
運転していて楽しい車だったのは確かかな。
海、山、街、高速、混在で平均燃費は14.9km/Lだった。
いかん、ブログ書いてたら、また沖縄行きたくなった(笑)
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