会社としては未だ大変みたいだけど、カメラ部門は矢継ぎ早に魅力的な新製品を投入しているSONY。
茂手木秀之さんは飲んでいてもRX1R IIを高く評価していたので、ホントにいいんだろうなあ、と思いつつ、ワタシ個人の興味はα6300。の特に4K動画まわり。
ルックスはα6000とほとんど変わらない印象だけど、触ったときの質感は向上しててぎゅっとしたカタマリ感がある。こういうの上手いなあと思うし、好き。
ただ、相変わらず動画RECボタンが右肩位置なのは好きになれないなあ。あと露出補正がボタン押してからの操作、ってのも馴染めない部分(これはカスタム設定で変更可能だったはず)
EOS 5D Mark IIでブレイクが始まった一眼動画は、その高解像度のセンサー画素をリアルタイムに秒30コマ処理できない関係から間引き処理にならざるを得ず、それが画質の足枷になっていた。で、4K時代が到来してキヤノン、ニコンは4K相当のクロップでドットバイドットの画素を足さない、引かない、方法論を選択。4K画質にはそれがベストと(キヤノン、ニコンは)判断したのだけど、そのトレードオフとして画角が狭くなるデメリットがある。
ソニーは6,000×4,000のセンサーから全画素読み出し、オーバーサンプリングして4Kに合成リサイズする方法論で本来の画角が維持できる(4K24Pの場合のみ。4K30Pの場合は画角が狭くなる)のが最大のメリット。
謳い文句通りに画質が向上するかどうかは実際に撮ってみないとなんとも言えないなあ。ただ、新しいセンサーを開発してまで(しかも今回から銅配線)やるんだから自信はあるんだと思う。
チルト液晶なのも個人的にはとても◎、EOS 80Dのようなバリアングルだと横に開いてタッチフォーカス等の時に揺れやすい・・と書こうとしたら、SONY機、タッチフォーカス搭載していないの???
うーん、メーカーにはメーカーの考えやコンセプトがあるんだろうけど、コレは付いてなきゃダメな機能じゃないかなあ。
ただ、小型軽量ボディはいいなあと思うんだけど、新しいGマスターレンズ含め、いいレンズは重くて高価い。使用時の重量がEOSとあまり変わらない(ボディが小さい分だけホールディングしにくいくらい)のはサブ機にα、とならない最大の理由だったりする。
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手持ちのサムスンNX1が6Kから4K出しで、α6300と同じなので画質に大変興味があります。サムスンがものすごく4K解像度がよかったので。でもサムスンは電子補正とタッチパネルがあり、今現在ではαより使いやすさと画質がバランスしていると感じています。レンズプアなのは仕方がないですが。