RRS (Really Right Stuff / リアリーライトスタッフ) は知ってはいても日本に正規の商流のないブランドだったので接点が無かったのですが、1年ちょっとまえに銀一が正規代理店として扱うようになり、そのときから気になっていたTFA-01Ultra & BC-18(当時のブログ)を実はCP+2018まえに購入していました。
非常に小さなテーブル三脚(RRSはポケットポッドと名付けているので、ポケット三脚、あるいはミニ三脚)でありながら、耐荷重6.8kg そして非常に剛性の高い三脚です。
(写真のEOS-1D X Mark II + EF24-70mmF4Lで 2.1kg強なので3倍のマージンがあります)
三脚部がTFA-01Ultra 、雲台部が BC-18 とUSでは別製品(セットもあり)だけど、日本ではキット販売のみ?みたい。
これで238g。カメラバックのポケットにはいるコンパクトさ。
だけど耐荷重6.8kgで、なおかつ恐ろしくがっしりしている(後述)。
小さくて耐荷重があって剛性の高いテーブル三脚として、昔からマンフロットのテーブルトップ三脚を使っている。これは耐荷重2kgで1万円近い、いいけど高価い、三脚だと思っているけれど、RRS TFA-01Ultra & BC-18は4万円もするんだぜ(おいおい)。
しかもRRS TFA-01Ultra & BC-18にはプレートがついていない(!)。そう、Really Right Stuff ってもともとは機種毎にオリジナルのプレート制作から始まったのだった。
BC-18はアルカスイス互換なので、プレートはけっこう選べる。
左:RRS の1DX/1DXMkII用ベースプレート B1DXMkII
中:Peak Design の キャプチャー V3のプレート(これについては別途書きます)
右:GITZO のGK1542-82QDのプレート。
そう、ジッツオのマウンテニアもいまはアルカスイス互換。
TFA-01Ultraは3段階に開脚します。最低高さ 83mmと、非常にローアングルのセッティングが可能。
雲台のロックはレバー式。レバーをゆるめるとフリーに。レバー押し込みでロック。フリクションコントロールはありません。
そしてReally Right Stuff純正のカメラプレート、1DX/1DXMkII用ベースプレート B1DXMkII
1万円以上するプレートですが、その精度の高い造りは、EOS-1D X Mark IIにぴったりと固定し、ぴくりともしません。
カメラボディとの固定は六角。いや、締め付け強度は高いけど、六角レンチ忘れたら悲劇じゃん(昔、やりました。旅行先でホームセンター探して走りました[E:#x1F4A6])、と思ったら・・・
この専用プレートは六角レンチ内蔵。しかも簡単に外れたりずれたりしないように、マグネットでレンチを磁気固定するという・・。
このプレートと、TFA-01Ultra & BC-18のがっしりした安定感は半端ではなく
EOS-1D X Mark IIとLズームのこんな角度や
こんな角度で運用しても、びくともしません。
まあ、こんな風に使うこと、多くはないのですが、これが安定して使い物になる、という安心感は大きいです。
アルカスイス互換だから、そのままジッツオのマウンテニアにマウントできるし。
完ぺきです。値段以外は(笑)
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