みんぽす主催の Canon EOS 7D 開発者セミナーレポート その2
実は7Dと同じくらい、いや、もしかしたら、それ以上に興味を持っていたのが、新型EF100mm F2.8Lマクロ IS USM。新型Macを待っていて、新型CinemaDisplayにやられちゃった数年前みたいなものだ(笑)
短い時間のせいにする訳ではないが、レビューと言うよりファーストインプレッションと思ってお読み下さいませ。
新型EF100mm F2.8Lマクロ IS USM。あきらかに現行EF100mm F2.8マクロよりカッコいいと思う(笑)
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ワタシは現行EF100mm F2.8マクロユーザーなので、持ち込んで撮り較べてみた。
手持ちでレンズ交換も行うため、厳密な比較条件とは言えないのはご容赦いただきたいが、ボディは同じ7D個体を使い、諸設定も同じにしている。
量産機ではないβ機扱いのモデルゆえ、実際の市販機とは異なる可能性があります。念のため。
新型を買わずにすむ理由を見つけるため、というのが本音だ(笑)
新型は赤いラインが誇らしげなLレンズだが、旧100mmも単焦点。このクラスのマクロではタムロンの 90mmがひじょうに優れた描写で評価も高いが、個人的にはモーターギア駆動音のするレンズは買わないポリシーなので対象外(マニュアルで撮ればいいじゃん、とか言わないでください〜)。
ポイントは新しいISが、どのくらい効果的かということだろうと思っていた。
そこで、ISO感度は固定のまま、シャッター速度を1/60sec、1/30、1/10、と落として、それぞれの画像を見てみた。(リサイズ、トリミング以外は無補正の撮って出し)
1/60秒。ISOは100固定で絞りは開放に近い3.5。
げ、1/60くらいなら、保持できてるだろ、と思ったが、較べて見るとシャープ感が違う。
あきらかに、微妙なブレの影響。
1/30秒。絞りは5になっている(EXIFによれば)。
このカットに限らず、同じ設定なのに、露出が違うように見える。
1/10秒。絞りは9(中途半端だな〜)。被写界深度の影響は無視して欲しいが、このくらいのシャッターでの手持ちはブレブレだ。
でもISの方は、かろうじてOK。
このエントリーで書いたように、ブツ撮りなら三脚を使うことも出来るし、それが正しいと思うが、フィールドで使うにはこのISはものすごい武器になりそう。
また、撮影機がまだβの7Dとはいえ、同じ個体でレンズだけ変えた状態で描写感がかなり異なるのにも驚き。
もしかして、これがLの発動・・?やばい・・・。
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素人的にVRなんて余計だろうと思っていましたが
なるほどそうやって武器にするわけですね