EOS R5が熱停止するまで回してみた の続きです。前回同様、自分の使用シチュエーションにおいての弱点を把握しておきたいためのテスト撮影で、EOS R5がその性能とトレードオフで背負う熱問題は、仕方ないよね、自分の運用でどこまで使えるかだよね、というスタンスです。
スペック上の4K120P撮影時の撮影時間制限は最大約15分になっていますが、過去にもそんなハイスピード撮影(HFR撮影)を分単位で回すことはほとんどなかったので、自分の運用モデルパターンとして
・30秒撮影 → 30秒電源入れたまま待機 → 30秒撮影 → 1分電源オフ
を1セットとしてループのように繰り返しました。
4KはDCI、4096 x 2160 pixel。AF、IS、動画IS はすべてオンです。室温は27.5°前後。
結果は上記の通り(あくまでワタシの環境でのものです)
待機中は電源オンのまま、設定をチェックしたりAFしたり。休止中は電源オフです。どちらもバリアングル液晶は開いた状態で放熱は意識しましたが、待機中はわざとグリップを握っています(休止中は触らずにテーブルの上)
19テイクまでなんの問題も無く回り、20テイク目の最後数秒で動画熱警告マークが表示。その直後に60秒の休止(電源オフ)が入るも、警告表示は消えませんでした。ただ、警告表示が出た状態のまま、21.22.23テイクは正常に回りました。(撮影可能時間表示は減少)
24テイク目の時、撮影可能時間が0:00表示になり、RECボタンを押しても回りません。結果、23テイクで活動限界。
その直後(文字通り、そのまま)スチルモードに切り替えて、低速連続撮影、動物瞳認識で200枚ほど撮ってみましたが、正常に撮影できました。そのまま動画モードに戻すと警告はついたままで動画RECは回らず、でした。
電源を切って15分後に電源を再投入したときには普通の状態に戻っていましたが、その後はテストしていませんので、どのくらい復旧したかは不明です。
という訳で、テストとして無駄に?撮った23テイク11分半(30FPSで約46分)の動画から繋いで見ました100秒のムービーをオマケに。