EOS M 短期集中レビュー 今回はタイムラプスとリモート撮影
EOS Mはなにしろ小さいので端子類も最小限。なのでN3タイプのリモコン端子も非搭載で、ワタシがタイムラプス撮影用に愛用するTC-80N3も使えない・・・のはOK。
リモコンはRC-6を使うことになっているが、手元にあったRC-1でも問題なく使えた。
いまキヤノンのアクセサリー一覧見たらRC-1はもうディスコンなんだね。
まあ、N3端子がないけどUSB端子はあるのでMac繋いでEOS Utility使えばいいよね。面倒くさいけどEOS Mの立ち位置を考えればN3端子の割愛は理解できるし・・と思ってた・・が・・。
ちなみに、MacとEOS 5D Mark IIIを繋いだ時のEOS Utility画面。
ここでリモート撮影を押すと
リモートライブビュー撮影(テザー撮影)モードに入り、タイマー設定からインターバル撮影設定が可能で、それを使ってタイムラプス撮影を行う。
Mac環境下ですが、EOS Utilityでのタイムラプス設定手順等はここに簡単に説明しています(動画あり)
ところがEOS M + EOS Utilityだと
え?リモート撮影はどこ?
メニューもグレーアウトして選択不能。
これについて、EOS Utility上では一切の警告やダイアログがでないが、キヤノンがサポートページで公開しているEOS Utilityマニュアル(5/5現在でVer.2.13)のなかに
EOS MはEUとの連携時に、リモート撮影やリモートライブビュー撮影ができません。
とある。
ちょっと待ってよ。
基本、取説は買ってから読むものだよね?EOS Utilityが同梱されている(のはカタログに明記されている)のに、Mでは重要な機能(と思うのはワタシだけとしても)が非対応、っての、どこかに載ってる?
カタログとはいわなくてもせめてWEBで。
ワタシが探した範囲では見当たらない・・・。
ちなみにEOS MのEOS Utilityはこんなことが出来るみたい。
EOS Mでリモート撮影、タイムラプス撮影が出来ないのは、ハードウエアの問題ではなく、対象ユーザー像からくる機能取捨選択の結果のようだ。キヤノンはこういうユーザーをセグメント化して、機能実装を分けることをよくやる。
リモート撮影とかそういうのはEOSでやれよ。って言い方も分かるし、EOS Mの購入者のほとんどがそこは気にしないのも確かに思う。もしかしたらシャッター耐久回数への懸念があるのかもしれない(タイムラプスは1テイクで数百枚はザラだから)
だけど、EOSって伝統的にリモート撮影を実装してきたと思うんだよね・・。
個人的にはタイムラプスは1回にテイク数が稼げないので(日の出も日の入りも1テイク勝負)、現場で余った(使ってない)レンズをつけて、別アングル(別設定)でエクストラカットを回せるサブシステムとしてEOS Mに期待したんだよなあ・・・。
ファームウエアで後追い実装するのは無理ですかねえ・・・>誰となく
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いやほんと、撮影の半分くらいはマウスでシャッター切ってる私は、「どうせモニター見ながらシャッター切るのが殆どだからミラーレスで十分。」って信じて買ったのに。(T^T)
初代のキスデジでさえ出来たことが出来ないって知った時には唖然としました。
いつかファームウエアで改善してくれることを切に願っています。
この記事本当に助かりました!ライブビュー機能があるから40Dや60Dなどのようにタイムラプス出来るものだと思っていました。