ニコンD810 発表。
あれ?D810Eは?と思ったら、なんとD810はローパスレス、つまりD800Eの後継機で、ローパスモデル(D800後継機)はないみたい。
思いきったなあと言うか、この2年でローパスレスのネガは払底できた(もしくは実用上問題にならなかった)ということか。
それはともかく、モデルチェンジ早いなあ。D800はEOS 5D Mark IIIとほぼ同じときに発売されたハイエンド機。EOS 5D Mark III後継機はおそらく今年はでないことを考えるとニコンの積極的アプローチが目立つ。
とか書きつつ、ワタシがニコンに鞍替えすることは(少なくともいまは)ない。どっちもカメラ作りに真摯なメーカーだし、それぞれ一長一短だけど、ワタシがマウント変えて、じゃあ、いまよりはるかにいい写真を撮れるようになるかというと違うから。
ので、ここではD810のスチルカメラとしての部分では無く、動画カメラとしての気になる部分を書いておく。
動画解像度はフルHDまでだけど、FHD 60P対応は◎。EOSではEOS-1D Cのみが持つハイスピード
ただ、EOS-1D CがFHD 60PをALL-I記録するのに対して、D810はIPBのみ(?)でALL-I記録をもたないみたい。
この圧縮方式とあわせて、ローパスレスの動画が、どうなのかは気になるところ。
これで動体モアレが発生しないのなら見事。
FX動画とDX動画記録が出来るのは、素直に羨ましいところ。
これはEOSにも追随して欲しいんだけど、しないよなあ。きっと。
ボディ内記録とHDMIへの外部出力を同時に行えるのも◎
1080/60pの非圧縮映像と明記されているのもいい。これ、画像エンジン処理前のスルー出力なのか、処理後のパラレル出力なのか、気になっている。
前者だと美味しいよなあ。
パワー絞りも気になるけど、なによりいいなあと思うのが
「露出変化のスムージング制御」
これはタイムラプス撮影時などの大きなアドバンテージになると思う。
InterBEEにも出展しなかったし、ニコン、DSLR動画からは距離を置くのか、と思っていたけれど、そんなことはないようで一安心。
キヤノンも負けずにがんばって欲しいデス。はい。
(でも、いま出されても買えないので、先でいいですw)
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