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マグネット着脱ストラップ:FALCAM マグリンク(MagLink)

アップルのMagSafeはじめマグネット利用型の機構が増えている昨今、マグネット応用のカメラストラップがFALCAMから登場。マグリンク ストラップ(FALCAM MagLink Strap)。

FALCAMのカメラケージをEOS R5やR5Cで使っている縁で、Shenzhen Xiaosun Zhichuang Technology Co., Ltd 社 (中国) の国内総代理店であるイメージビジョン社より、【3145】マグリンク ショルダーストラップ プロ(グレー)のサンプル提供を受け、試用中です。10日間ほど使った印象をインプレッションとして書いておきます。
サンプル提供以外の報酬(ギャランティ等)はありません。また、レビュー内容の指示、事前チェック等もありません。担当者には感謝をしつつも、レビュー内容はフェアなつもりです。内容に誤りや事実誤認があった場合、修正の上、変更箇所を明示します(誤字脱字の修正を除く)。
これらの運用ポリシーについてはhttps://mono-logue.studio/policyをご覧下さい。

カメラストラップは三脚やスライダー、ジブアーム使用時は事故防止のため外したいけど、普段は外れたら危険極まりないもの。ストラップを着脱するシステムは何社から出ていましたが、近年はPeakDesignのアンカーリンクスがデファクトスタンダードになっている印象です。
マグリンクはアンカーリンクスのジョイント部が磁石を応用した機構になっているのが新機軸。

磁力でカッチリはまり、外すときは軽い力で外れるクイックリリースシステムです。
いや、それ、危ないだろ、と誰もが反射的に不安を感じると思います(ワタシもそうでした)。実際のところは動画も含め後述しますが、これなら大丈夫かも、と思わせる機構になっていました。

テールバックル(カメラ側紐)にある小さな円筒パーツにマグネット、ストラップ側ベースにマグネットと鉄板(?)が仕込まれていて、重ねるように近づけるとカチッと吸着します(後のビデオ参照)。

EOS R5C + RF85mmF2 を提げるとこんな感じ。
着脱等を45秒の動画にしてみました。

FALCAM MagLink strap from SAIKA on Vimeo.

音楽:ibgm.jp

動画中にあるように、ベース先端よりカメラ側をどうひっぱたり、押したり、してもアンカーは外れませんが、ストラップ側のテールバックルを引っ張ると容易に外れます。公式サイトには以下のように書かれています。
テールバックルは特許取得済みのアンチミスタッチデザインを採用しており、テールバックルを人為的に引っ張らない限り、アンカーを外すことはできません。
たしかにテール部をピンセットかなにかで引っ掛ければ外れる事故が起きるかも知れませんが、それは無理やり以外では想定しづらいです。それよりはバックル部(ABS+PC混合プラスチック)が割れるほうがありそう。

ラインナップは現時点(2023年5月21日)で3種類。
ライト、クラシック、プロ。カラーはグレーのみ。このグレーはいい色なんですが、

ピークデザインのストラップと色味が近くて、かえって後追い感がでちゃうのが残念なところ。(写真奥がPeakDesign スライドライト。大学演習室のカメラはすべてこの仕様です)

マグネット内蔵なので、こんな風にスチール製ロッカーに吊り下げ格納ができます。

こうしておくと無くさないので個人的に◎。

バックルにもマグネットが入っているので、ストラップからカメラを外したあと、バックルを重ねてジョイントし、タスキのように掛けたままにできるのも便利。

マグリンク部を外す一連。

カメラのみ吊り下げている状態ではカメラの重さでテールバックルを引っ張ることは困難で、カメラを反対の手で持ち上げるか支えるかが必要。その意味でも偶発的な事故は起きにくいと思います。

テールバックルに手を掛けず、マグリンクをどの方向にひっぱたり、ケージに引っ掛けたりしてみましたが、外すことはできませんでした。逆にこの紐部分の耐久性が気になるところですが、公式案内に寄れば
耐摩耗性に優れた18 本編みのダイニーマロープを使用、最大60kg までの荷重に耐えることができます。とあり、また 3 つの警告皮膜を含んだレイヤーで構成 ともあるので、ピークデザインのアンカー同様、摩耗すると赤い被膜が出るようです。

アジャスターは2箇所、共にプラ系で不用意にカメラボディを傷つけない造り。

アジャスターによってストラップの長さは99cmから145cmの範囲で調整ができます。ストラップ幅は2cm(公称19.5mm)

3種類のラインアップのうち、サンプル提供されているプロ版のみスエード調の牛革パッドになっていて、肩への荷重が低減(分散)されます。

こんな感じ。PeakDesignには肩パッド付きのものがない(動物保護観点?)ので、撫で肩のワタシには◎。逆にマグリンクシリーズには現時点でPeakDesign CUFFのようなハンドストラップはありません。

圧倒的にモデルはこっちの方が似合いますが・・・。

ベース部とテールバックル(4本)の別売もあって、既存のストラップをマグリンク仕様に換装もできます。

f.64カメラバッグ(大学工房の標準カメラバッグ)のサイドポーチを独立させてMagLinkショルダーポーチにしてみました。

レンズをもう1本、とか、レコーダーを、とか、に良さそうですね。

中国からの直販もありますが、国内総代理店であるImageVISION社経由のもののみ、国内でのサポート(初期不良交換等)対象なので、購入時は要確認です。

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