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OM-D E-M5 II フォーカスブラケットと深度合成(撮影篇)

昨年のOLYMPUS OM-Dファームウエアアップデート( E-M1はVer.4.0、E-M5 IIはVer.2.0)によって、フォーカスブラケットが可能になった。ワタシは専用ケーブルが見つからなかったので、先月、やっとファームアップしたのでフォーカスブラケットを試してみた。
E-M1は深度合成も可能になったが、E-M5 IIはフォーカスブラケットのみ追加なので、フォーカスブラケット撮影を行ってPhotoshopで被写界深度合成を行うが、オリンパスのインフォメーションは
1回のシャッターレリーズで、999枚までのピントをずらした画像を撮影できる機能で、深度合成(8枚)モードではカバー出来ない、より深い被写界深度の画像を市販のソフトを使って合成することが出来ます。
としか書いてなくて具体的な操作手順が書かれていない。

MAG Slider_05

まあ、他社製品の操作手順書くわけにもいかないよね、とは思いつつ、せっかくなのでOM-D E-M5 IIのフォーカスブラケット撮影設定とPhotoshopでの深度合成手順を書いておく。
長くなってしまったのでふたつに分けた。

・OM-D E-M5 IIのフォーカスブラケット撮影設定(このエントリー)
・Photoshopによる被写界深度合成手順(別エントリー

一眼というと浅い被写界深度の柔らかなボケ味が魅力だけど、そればっかりじゃ飽きるし(飽きない人もいるみたいだけど)パンフォーカス気味に深い被写界深度が欲しいときだって当然ある。

被写界深度合成_30

絞ればいいじゃん、というのは正論だけど、比較的深度の深いマイクロフォーサーズで使用レンズ最小絞りのF22で撮ったのがこれ
ED12-40mm F2.8 f22 2.5秒 ISO200

被写界深度合成_31

同じ状態のまま、フォーカスブラケットで15枚撮影、Photoshopで深度合成したものがこれ
ED12-40mm F2.8 f4 1/13秒 ISO200

被写界深度合成_32

拡大 100%
ガラス面の見え方が合成した方が滑らかに感じる

被写界深度合成_33

拡大200%
F22の方が解像感が劣る。2.5秒で長秒時ノイズとも思いにくいし、回折による小絞りぼけ?
OM-D E-M5 IIであまり絞ったことがなかったのでピンとこない(ピントと掛けています)

被写界深度合成_34

拡大400%
明らかにフォーカスブラケットして深度合成したほうがイイ感じ。(めんどくさいけど)
ので、フォーカスブラケットの設定を行う。

被写界深度合成_06

OM-D E-M5 IIの撮影メニュー2
一番上にブラケット設定があるので選択

被写界深度合成_07

Onからブラケット種類選択に入る

被写界深度合成_08

これまでの露出やホワイトバランスブラケット設定の一番下に、今回のファームで追加されたFocus BKTがあるので選択

被写界深度合成_09

フォーカスブラケット設定(この階層の深さはどうにかなんないかな)
撮影枚数は文字通り枚数設定

被写界深度合成_10

フォーカスステップでブラケットの刻みを設定。どのようなシチュエーションでどの設定が良いか勘所が掴めないので、今回は「2」で試してみた。

あとはシャッターを押すだけ。

被写界深度合成_11

シャッターを1回レリーズすると設定枚数分、連続レリーズが行われる。速いとはいっても、基本、三脚設置が必要でしょう。
また、弱い三脚だとシャッター押すときに揺れるのでマクロ撮影時は2秒タイマーを基本にしてるのだけど、ブラケット撮影とセルフタイマーは併用できないみたい。

Photoshopによる被写界深度合成のエントリーに続く

オマケ(余談)
このブログ書いているとき ↑正論だが ってタイプしようとしたら、ATOKがアドバイスくれた。

Atok

小さな親切、大きなお世話だっ

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