mono-logueでは、あまりリークやウワササイト由来の話はしないことにしているのですが、今回はただの与太話として許して下さい。
自らティザーを展開し、来週の発表が事実上確定しているニコンのフルサイズミラーレスの製品型番が、Nikon Z6 とZ7だとNikon Rumorsが書いています。
これ、ゼットなのか、ゼータなのか、それともジィーなのか分からないけれど、まるでモビルスーツかモビルアーマーな印象でいい(笑)最終決戦感が漂います。
そしてそれ以上に、おお、と思ったのが、当初に出る(?)レンズの筆頭にZ-Noct-Nikkor 58mm f/0.95の名があること。
ニコン往年の銘レンズ、ノクトニッコール 50mmF1.2の名を受け継ぐのだとすると、Zマウント(?)の象徴となる存在になるのでしょうか。にしても、この名前、まるでドイツの自走式迫撃砲のようなカッコ(?)よさ。
ノクトニッコールの名前はノクターン(夜想曲)から来ているそうですが、その語源のノクターナス(ラテン語)の名を持つレンズ、 Meyer-Optik-GörlitzのNocturnus 50mm F0.95。
ノクターナス50ミリは電子接点すら持たないマニュアルレンズですが、Z-Noct-NikkorはおそらくF0.95で実用になるAFシステムとセットで登場するはず。
このごくごく浅い深度のレンズって照準の難しいビーム兵器と同じで、(ピントが)当たれば絶大な威力だけど、当たらなければどうということはないはずで。
EOSシステムも初期にEF50mm F1.0というレンズがあったけれど、その後なくなり、50mmF1.2が現行。当時、このレンズ見たことすらないので、これが実戦向きでなかったのか、それとも他の理由があったのかは知るよしもありませんが、ガンダム的なシンボルは開戦?時には必要なんだろうなあと思います。
プリモプランの75mmF1.9でさえ、フォーカシングに苦しむワタシにとって、F0.95なんて開放F値、マニュアルでピントを合わせる自信なんてありません。
いや、静物ならなんとかなるかも知れませんが、人物だとまさにピントのずれた画しか撮れないと思います。手練れのプロフォトグラファーならいけるのでしょうか?いや、多くはそうではないから、ニコンが新システムの象徴として出してくるのだと思います。
とても楽しみ。
そんなワタシは、とある仕事でF1.2開放での作例撮りに四苦八苦(笑)
(写真はEF50mmF1.2開放ですが、今回の仕事とは無関係です)
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