縦位置はムービーにはない写真ならではのアスペクトレシオでとても好き。さらに撮影機としてはiPhoneや、表示デバイスではデジタルサイネージ普及などの近年のムーブメントは縦位置動画の勃興を予感させるものだとも思う。
それはさておきEOS 5D Mark III専用の縦位置操作系搭載バッテリーグリップ BG-E11が今月頭に届いた。
縦位置グリップ(バッテリーグリップ)は使ってるときは好きなんだけど、大きく、重くなるのが軟弱なワタシにはつらく(笑)実はEOS 5(銀塩)に付けてたのが最後で、EOSデジタルにしてからは今回が初めて。
(EOS 5D Mark IIにファイルトランスミッターWFT-E4 IIは買ったけど)
箱の中(箱その他の写真は前回エントリー)にはBG-E11本体とソフトケース。このソフトケースがなにかというと後で分かる。
バッテリーマガジンはカメラ向かって右側から着脱。まあ、縦位置操作系があるから当然ではある。そのため、普段はバッテリー交換時に左手でグリップを持ったまま行っていたのが、カメラを持ちかえる必要がある。
BG-E11は電源に、LP-E6のほか、単3型電池またはACアダプターの使用が可能・・・なのは知ってたけれど、それには単3用のバッテリーマガジンを使う必要がある。さっきのソフトケースは使わない方のバッテリーマガジンを収納するためのもの。
あー、まあ、そりゃそうだよね、E6と単3は形が違いすぎるもんね、と思いつつ、出先で万が一の時に単3が使えるのが強みなのに、そのためには専用のバッテリーマガジンを持っている必要があるってのはなんだか(^_^;
ワタシは単3型のバッテリーマガジン、家に置きっ放しになると思います。
WFT-E4 IIがダイレクトにボディと合体したのに対し、BG-E11(ってかバッテリーグリップ全般)はバッテリーを抜いて装着する。のでちょい手間。
LP-E6専用バッテリーマガジン BGM-E11Lというらしい。
E6を装着したところ。
特別体験会の説明員に訊いたとき、バッテリーグリップに入れるLP-E6は、片方が残量ゼロでも構わないが、必ず2つ入れておく必要がある。と言われたが、それは説明員の勘違いだったようで、1コでもOK。その場合、左右どちらに装着しても良い。
BG-E11換装のためには、まずEOS 5D Mark III本体の電池室フタを外す。
こんなところに着脱用ボタンがあったのは知らなかった。
外したフタはBG-E11の接点部に取り付けて
一体化が可能。これまでのバッテリーグリップもたぶん同様の作りなのだろうが、前述のようにバッテリーグリップを買うのは初めて(EOS 5のは純粋に縦位置グリップでバッテリー機能は無い)ので知らなかった。
EOS 5D Mark IIIのルック&フィールが変わります。
脚なんて飾りです、といいつつ、パーフェクトジオングのおもむき。
縦位置操作系はやっぱり使うと快適。
ただし、その代償はボディの巨大化と0.5kgの重量増。気合い入れるときとプレゼンスが必要なとき以外は、外してしまう軟弱者はワタシです。
あとね、カメラバッグに入らなくなるですね。ワタシの持ってるものだと。
レンズを外せばいいのだけど、レンズ装着状態で運用できるカメラバッグはかなり減るのも難点。
そして、初めて見たバッテリーデュアル運用時の残量表示。
バッテリーパックを2個入れたときは、2個並列で同時に電源が供給されます。なお、充電状態の異なるバッテリーパックを2個入れても、問題なく使用できます。
と取説にあるが、この並列って、2つのバッテリー残量に無関係に等しく消費していくという意味なのか、違うのか、ちょっと試してみよう。
–ads–
Canon BG-E11(EOS 5D3の2つ目のシャッターボタン)
やっぱり必要だ、ということで、2つ目のシャッターボタンを購入。
前回これを購入したのはEOS 7(7Dではなく)のときのBP-300なので、かれこれ10年以上前。
BP-300の頃に比べると、全 …
Canon BG-E11
個人用の一眼レフにはひととおり縦位置グリップをつけるようにしている私ですが、5D Mark III 用のものもようやく購入しました。 キヤノン / バッテリグリップ BG-E11 昨夏に 5D3 を買ったものの、忙しくてあまり撮りに行けていなかったし、普段使いはすっかり NEX-5R だし、野鳥撮りは 7D だし…で意外なほど 5D3 の出番がなかったので、ちょっと反省。これから暖かくなってくると野鳥以外の被写体を撮る機会も増えてくるので、改めて装備を調えてやろうかと。バッテリグリップをつけると…