1/100 スケールと言えば、ガンプラならMG マスターグレード。ロボット物のスケールモデルではよく見るサイズだけど、飛行機物だと1/72(か1/48)、戦車物だと1/35あたり。
艦船で1/100はあまり聞かない。だって、WWII以降の艦船は1/100には大きすぎる・・・。
のだけど、1/100 スケール 宇宙戦艦ヤマト 2199。
池袋三省堂(リブロの跡地)でひっそりと(?)開催されている宇宙戦艦ヤマトアートギャラリー2199が月曜までだと知って、仕事帰りに行ってきた。
まあ、正直、ラッ◎ン版画展のような、グッズ販売コーナーでしかないのだけど、目玉は
「撮影可能な1/100スケールの宇宙戦艦ヤマトの模型」
常用、ひらくPCバッグ mini(在庫復活、販売再開)のなかには、比較的常駐のお散歩カメラ、12-40mmF2.8をつけたOM-D E-M5 IIが。
(以下の写真はすべてその組み合わせで撮っています)
書店の一角をポールで区切っただけの区画に、巨大な船体が展示されているのはなかなかの迫力。
メインノズル、サブのズルのなかは発光。
以前、移転前のメルセデスベンツコネクションで展示されていたヤマトと同じものかと思ったら、違って、明らかに手のかかったものになっていた。
対空砲座や、その上の探照灯、煙突後部の波動防壁発振部、さらにそのための波動エネルギー伝送管も設定通り擬装されている。
(この辺はヤマト2199 公式設定資料集 EARTHに詳しい)
後部甲板の造り込みが特に素晴らしい。
周囲にはコスモファルコンとコスモゼロがワイヤーで飛行展示。
ヤマト左舷後方に位置するコスモファルコンはシャークマウスが特徴的な篠原機。
プラモデルはもう技術も時間も失われて久しいので、これが発売済みのプラモなのか、フルスクラッチなのかは不明。
右舷後方上空を飛ぶコスモファルコンは通常型。
この機体のみ翼下兵装。
右舷船体すぐ横のコスモファルコンは指揮官機塗装の加藤三郎機。
ヤマトの艦載機は、こういう直援機的な飛び方が似合うと思う。
今回のイベント(?)の主目的であると思われるお高価い版画群は撮影禁止。
ので撮りませんが、ヤマトの背景に入っちゃうんですよね・・・。
ヤマト前方を飛ぶのは、コスモゼロ。
塗装はα1、2で違ってるような同じような。
メ号作戦(冥王星基地攻略戦)時の兵装で、主翼上に増槽(に見えるけど設定では高機動ユニットらしい)、翼下に対地ミサイルを搭載していた。
ふだんあまり見ない船体下部もじっくり。
アオリとか撮るのに、バリアングル液晶は便利(チルトの方が好きだけど)。
そして、今回のヤマト模型の大きな特徴が、波動砲発射口がふさがれた(つまり帰路の)バージョンであること。
波動砲発射口の封印には、地球イスカンダル和親条約に基づく封印プレートが。この波動砲を封印するドラマが、リメイクヤマトとオリジナルヤマトのもっとも大きな部分だと思っているのでこの模型は凄いと思った
いや、単に劇場版 星巡る方舟用の宣材だからかもだけど。
あとは写真を少々・・(って、多いですね(^_^;
リメイクヤマトも、ここで終わっておけばよかったのにねえ、って後に言われなければいいのだけど・・
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