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安価でも目に優しいモニターを選びたい BenQ GW2480T 【AD】

中学・高校でのパソコン教育が積極的に行われるようになり、子供が学習のために家でPCを使い出すと気になるのがその姿勢。ノートPCを覗き込むように目を近づけているのを見ると、ちゃんと正しい姿勢で、と言いたくなるものの、いや、ノートPCを長時間使うと大人だって良い姿勢でいられないし、もともとノートPCの画面は小さく(必然的に)文字は細かく、読みにくい。目を近づけちゃうのも仕方ない・・・。

せめて外付けのモニターを使えば姿勢良くなるかも、と思うものの、そのためだけに高い予算は取れない。でも、安価でも(子供の)目に優しいモニターを使わせたい。ベンキューの展開するアイケアモニターシリーズは、眼の疲れを軽減する機能を搭載したモニター。具体的にはフリッカーフリーやブルーライト軽減機能、輝度の自動調整機能を持つものです。
その中でも最新かつリーズナブルな BenQ GW2480Tを試しました。

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BenQ GW2480T 公式ページ

BenQ GW2480Tは薄型でシンプルなデザインの液晶モニターです。24型モニターですが、画面周囲の枠(フレーム)が細いので威圧感がありません。重量も5.7kgと家の中を移動させて使うにも負担の少ない重さです。写真を見て分かるようにスタンド上部は持ち運び用の把手になっています。
モニター本体は140mm、上下動します。子供の成長に合わせて、あるいは机とイスのバランスで、高さを調整するのに良いでしょう。前述のように本体は軽いので、モニターの上下動は子供でも容易です。

高さ調節に加え、画面の角度も-5°から20°の間で調整できます。アイケアモニターといっても、正しく見るのが基本。この角度調節は子供が自分で意識するように教えたいものです。

ディスプレイモニターには上下や角度の調整は出来ても左右(首振り)調整はできないものも少なくありません。
GW2480Tは左右それぞれ45°、つまり90°の回転が可能です。さらにこの価格帯のモニターには珍しく、IPS液晶パネルを使っているため、視野角が広く、斜めから見ても色の変化が少ないのが特徴です。
(液晶パネルにはIPS、VA、TNの方式があり、それぞれ特徴はあるものの、視野角、高品質な色再現という観点ではIPS方式が最も優れているとされます。当然、コストも高価いのですが、この価格帯の製品にIPS液晶を採用できるベンキュー社は量産効果をうまく使えているのだと思います)

またピボット(回転)機能を持ち、モニターを縦位置使用出来るのも特徴です。

各種の設定は筐体右下にあるボタンと、ボタン操作によって表示されるOSD(オンスクリーンディスプレイ)によって行います。画質やその他の設定項目は標準的なもの。HDR表示機能等はありません。

目に優しいとひと言で言ってもその有効度合いを実感するのは難しいです。解像度とか、コントラスト比といった要素は数値的に評価が可能で実感もし易いのですが、目の負担が少ない、のをどう定量的に評価すれば良いのかは悩ましいところ。
GW2480Tの目への優しさは、いくつかのアイケアテクノロジーと製品の設計に分かれます。

アイケアテクノロジー
・フリッカーフリー
目には見えないスピードですがモニターや蛍光灯は明滅を繰り返し、フリッカー(ちらつき)を生じます。そのフリッカーをカットする技術。
・ブルーライト軽減
画面から発せられるブルーライトは脳の松果体に影響を与え、睡眠ホルモンの生成を抑制すると言われます。そのブルーライトを軽減する機能。
・輝度自動調整機能
照明、窓の外の明るさなどによって最適な画面の明るさは変わります。その調整を手動ではなく、環境光によって自動で行う仕組み。

アイケアに貢献する仕様
・最適な画面位置に調整しやすいデザイン
140mmの上下動はじめ最適な位置に画面を置けるデザイン。
・視野角の広いIPS液晶パネル
親子での学習時など、斜めからの使用時でも色ズレが起きにくい。
・反射にしにくいノングレアパネル
光沢液晶と異なり、反射しにくいノングレア画面なので眼が疲れにくい。

これらが健康に配慮したアイケアモニターと呼ばれる由縁です。

入出力端子はシンプル
ビデオ入力はDP(DisplayPort) 1.2、HDMI 1.4 、D-Subの3つ。
オーディオはインとアウトがひとつずつ。(スピーカーは内蔵)
USBはアップストリーム、ダウンストリームとも搭載しないので、USB HUB機能はありません。この辺は割り切りが必要です。(USB HUBは千円程度で買えるというのもあります)

スピーカーは内蔵でステレオですが、1W x 2タイプなので映像コンテンツを楽しむには物足りない印象でした。PC操作のアラート音用と思うのが良く、ムービーやYouTubeには外部スピーカーかヘッドホンがオススメ。
ヘッドホン用ミニジャックが付いているのは◎

フルハイビジョン(FHD1920 x 1080)の解像度とあわせ、エンタテイメント用途にも十分な能力です。
なお、D-Sub接続の場合、GW2480T内蔵スピーカーもしくはヘッドホン端子から音を出すにはオーディオINへの音声入力が必要ですが、HDMI接続時は(HDMIに)音声信号が重層されるためオーディオ接続は不要です。(実機確認済み)DP(DisplayPort)接続時も同様のハズですが、手元にDP機器がもう存在しないため実機確認はしていません。

使っていて良いなと思ったことのひとつに画面周囲の縁(ベゼル)が細いスリムベゼルデザインゆえ、デュアルディスプレイ時に画面の繋がりがスムースなことがあります。
この製品の性格上、あまりそういった使い方はしないと思いますが、そんな場合には強みになるなあと思いました。

GW2480Tは4Kでもなければカラーキャリブレーションモニターでもありません。ごくスタンダードな仕様の入門機的なモニターですが、基本性能は高くIPS液晶パネルの高品位な表示とあわせ、通常のクリエイティブワークにも耐えるクオリティを感じます。
そしてなにより子供や学生がファーストモニターとして使うことを考え、同社の「目に優しい」アイケアテクノロジーを惜しげも無く投入した「リーズナブルだけど安心して使えるモニター」であることが大きな特徴だと思いました。値段だけならもっと安価な他社製品はありますが、基本性能が高く、かつ、若い世代に安心して使わせることが出来る点で、価格以上の価値を感じる1台です。

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