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Ustreamガイドブック

ユースクリームといえば榊原郁恵(夏のお嬢さん)だけど、いまのトレンドといえばユーストリーム(無理矢理な前振り失礼)。MacBookにWEBカメラ的な構成が、Ustの広がりにつれて、本格機材によるustシステムとiPhone によるミニマムustに広がっていったのもまた自然な流れだった。
そして、ワタシもよく書かせて頂いているビデオSALONから玄光社MOOKとして「Ustreamガイドブック」が明日発売。
献本いただいたので、読んでみたが非常によくまとまっていていいなと思った。

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私見だがUstreamって、ビデオ畑の人間から見るとやることはライブ中継なんだけど、スイッチャー以降、どうすればいいのかよくわかんないし(配信ってなによ、エンコードってどうすればいいのさ)、
PC畑の人間からすると、どんなカメラやマイクを使えば、まともな画が撮れるのか、そもそも量販店に行っても分かんないし(FireWire端子なんてそんなカメラないじゃん)、
なかなか悩ましいジャンルだ。

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そんな両者に向けた基本がバランスよく解説されていて感心した。
映像、音声信号の取り回しやマイクの基本、(そう、やみくもにガンマイクがいい訳じゃないんだよー)
ミニマムなひとりustから、放送レベルのスタッフ、機材を投入する本格例までケーススタディの解説も豊富。
本当は各ケースでの現場tipsや課題も知りたいところだが、それはビデオSALON本誌等で継続的に追いかけるほうが正しいだろう。

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コンシューマーでも業務用でも主役を退き始めたDV/HDVだが、そのFireWire出力は貴重。うちでは安価な業務用HDV(まあ、GMみたいなポジションの機体?)であるA1Jが現役。思えば、iSightって、いまあれば優れたustカメラになったのにねえ。

なお、IEEE1394の説明で、ケーブル長は4.5mであまり長くのばせない。とあり、基本的に間違いではないが、IEEE1394機器はリピータ機能をもつ場合がほとんどで、ディージーチェーン接続で規格上72mまでケーブル長を確保できるはず。

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ケツダンポトフのそらのさんや、ヒマナイヌの川井さんはじめ、知人が多く出ているのも特徴(?)。
でも、中古ショップで業務用機材を探す。って内容なら、見出しは
USEDでUST」にして欲しかったなあ(笑)> 誰となく

というわけで、Ustをやるやらないに関わらず、いまのトレンドをトータルワークフローとして理解しておきたいひとにはとても良い入門書になってると思う。
本屋でぜひ、手にとってみることをお薦め。

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