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EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎との続き。
とはいえEOS Rについては多くのメディアが書いているので、あまり書かれていないことを。
バッテリーグリップ(縦位置グリップ)BG-E22
中堅機以上のEOSで縦位置撮影機能つきのバッテリーグリップが用意されるのは通例。昔はEOS Kissにもバッテリーグリップがあったほど。
サブ電子ダイヤル等の機能は従来のバッテリーグリップを踏襲しつつ、新規機能として
・USB充電機能
・ストロボシンクロ接点
を搭載。
そしてこれはEOS 5D Mark IV用バッテリーグリップ BG-E20から搭載だけど、ビデオボス(VHSピン穴)を搭載。あまり話題にならないけれど、これを出来てるスチルカメラってあんまり無いと思うのです。
BG-E22と合体した状態のEOS R (キヤノン広報用写真より転載)
EOS Rが小さいせいで大きく見えます。そういえばカタログにもWEBの製品ページにも重量記載がない。
従来比で軽くなっている印象だけど、ここは不明。
バッテリーの実装方法が変わって、こんな感じに。小型化のためか?(キヤノン広報用写真より転載)
発表会の時、バッテリーグリップにシンクロ接点がついたのを知らなかったのでチェックし損なったけれど、向かって右手前端のカバーがそれかな?
なんでバッテリーグリップにシンクロターミナルが、といえば、EOS Rボディからシンクロ端子はなくなったから。このあたり、EOS RはEOS 5D Mark IVよりEOS 6D Mark II的なポジションだとイメージさせる。(キヤノン広報用写真より転載)
6Dっぽいと言うとリモコン端子がEOS 5D4、6D2等のN3端子ではなく、EOS 80D等のRS-60E3端子。なので(そのままでは)タイマーリモートコントローラーTC-80N3が使えない。
ので、EOS RでN3端子のリモート機器を使う場合には、3年前から単品販売されているRA-E3を購入する必要があります。
ここまで書くとEOS 5D Mark IVより格下に見えるけれど、USB端子はUSB-Cになって本体充電が可能になった(充電OKであって給電OKではないみたい。未確認)り、HDMI端子から10ビット出力が可能になったり(本体内カード収録と排他利用かどうかは確認中)、機能向上部分も多いので悩ましい。
地味に評価出来る部分として抜けやすく(かつ)傷みやすい端子保護用のプロテクターが同梱されているのは◎。
シンクロ接点はバッテリーグリップにあるからいいよね、と思ったけれど、シンクロ端子使うのって(主に)スタジオ撮影だよね。
そういうときはWiFiトランスミッター使うことも多いと思うんだけど、EOS R用のワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E7B(Ver.2)にはシンクロ接点はない・・・_| ̄|○
(キヤノン広報用写真より転載)
バッテリーグリップとトランスミッターって同時使用できるんだっけ?(別売りのアクセサリーブラケットAB-E1を用いることでバッテリーグリップとの併用も可能らしい)
話を戻してBG-E22 の充電用端子はここ。
EOS Rのバッテリー LP-E6N用の充電器はコンパクトなので荷物減らし効果はたいしてないけれど、忘れたときにUSB充電できるのは便利かな。
あ、そっかBG-E22 だと2本充電仕掛けて寝ちゃえるのか(同時充電ではなく順次充電ですが)。
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トランスミッターを使用すると、三脚ネジ穴が使用できなくなるというオチもあります(汗)
アクセサリーブラケットを使用すると、今度は三脚ネジ穴と光軸が大幅にズレます。
シンクロターミナルを備えた上位機種が早々に登場するとにらんでいるのですが…
ありがとうございます。
う〜む(笑)なんというか、なオチ。
上位機とさらに普及機が出るとは踏んでいますが、上位機はオリンピックあわせかなあ、だと1年半先かなあとか、悩み中です