この製品はみんぽすの運営会社 WillViiより長期貸し出しを受けています。
モノフェローズレビューについては、こちらのエントリーで解説しています。
また、あくまで個人の検証ゆえ、内容の正確性はこのくらいとお考えください
広角域で湾曲が出るのは(いわば)当たり前だ。まして、こんな小さなレンズで7倍(R8)ものズーム比を持たせたら、歪まないほうがおかしい(笑)
でも、先日、ラフに撮ったところ、R8はGX100に較べずいぶん湾曲が少ないように思えた。もう一度、GX100と較べてみる。
GX100の最広角24mmで撮影したもの。
GX100の28mmで撮ったもの(ステップアップズームの表示を信用した)。24mmに較べるとさすがに歪みが少なく感じる。というか、やっぱ24mm時が歪み過ぎだ(笑)
R8の最広角28mmで撮ったもの。同じ三脚に固定したものの、三脚脱着時に雲台が微妙に動いたようでやや、俯瞰気味になってしまった。その部分は割り引いてみて欲しい。
GX100とR8の28mm写真を合成してみた。上記の俯瞰歪みのみ、Photoshopで補正している。
赤いラインがGX100、黒がR8。かなりR8の歪みが少ないのが分かる。
この歪みの少なさは、ソフトウエア補正によるものだという意見も多い。
荻窪圭さんには(mixiで)、収差を補正する機種は増えているし、メーカーによっては以前から露骨だよーとも教えていただいた。
んじゃあ、EVF表示と実際の記録画像を較べてみようと言うのがこれ。
GX100のEVF表示(28mm時)
R8のEVF表示(28mm時)
GX100のEVF表示と実際の記録画像を合成。ほとんど同じ。
R8のEVF表示と実際の記録画像を合成。あー、なるほど。
これがソフトウエア歪曲補正というものか。まあ、コンパクトカメラはそれでいいんだと思う。この処理によって、メモリーカードへの記録がGX100に較べて明らかに遅いようには(体感上は)思えないし。
–追記–2008.04.14–
昔からネット上の知人で、モノフェローズ仲間でもあるクマデジタルさんが、再検証してくれたところ、プレビュー画像と撮影画像に差がないという結果が出た。
クマデジタルさんのテスト方法の方が厳格なので、こちらの該当エントリーが不正確な可能性が高い。こちらでも追試を行いたいが、上記クマデジタルさんの記事もぜひ、お読みください
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R8のソフトウエア歪み補正はプレビューにも効く?
R8にはソフトウエア歪み補正が搭載されており、それはプレビュー画面と撮影後の画面で歪みの度合いが違うことから解る…という話をkakaku.comで読んだのだが、
→「歪曲収差比較してみて自分でもビックリ!撮る前の液晶画面より再生画のが歪みが少ないですね。」
2008/03……