先月のことですが、アドビシステムズが開催してくれたMacお宝鑑定団向け(?)Adobe Lightroom ミーティングに参加してきました。
アドビ側の製品担当者として、Adobe Photoshop Lightroom担当シニアプロダクトマーケティングマネージャーDavid Auyeung氏、通訳まで用意していただく贅沢な少人数セッションでした。
基本的な内容は、Macお宝鑑定団ブログのレポートを読んでいただくとして、個人的に気になっていた部分をデイビット氏に直接訊いたり話した部分をmono-logueではレポート。
なお、会の趣旨に合わせ、今回の写真は「基本的に」Lightroom 5で処理しています。
前提として書いておくと、ワタシがLightroomに求めるのは生産性です。普段はBridge→Photoshopで作業します。運動会とか結婚式とか、何十、何百枚を一気に作業するときにApertureやLightroomを使います。
だって、ApertureやLightroomでは完結できない作業があるから。
これは当日、アドビのエントランスで撮った写真。(みんなで撮った記念写真、欲しいデス)
ブログで使うにはこんな風にタイトル文字を入れたいけど、Lightroomにはテキスト機能はありません。
ので、Lightroomで現像後、LightroomからPhotoshopに送って開き、Photoshopで文字入れて保存、自動的にLightroomライブラリに保存されるので、それを書き出し、しています。
でも、それなら最初からBridge→Photoshopで作業したほうが速いです(笑)
もちろん、それは製品コンセプトの差で、デザインツールとしてのPhotoshopとあくまで写真ツールとしてのLightroomでは、機能も違って当然。そこに異存は無い。
でも、説明用に文字入れたり、組み合わせ写真作ったり、矢印を書き込んだりすることの多いブログでは、Lightroomで完結できないのは手間が増えるので、最初からPhotoshopになってしまう。
だからLightroomには(Apertureもだけど)そことは違う特徴、つまり生産性を求めてしまう。何千というライブラリを高速で展開し、パラメータのコピー&ペーストが容易で、膨大な写真をバッチ処理するバッチグーな能力(ここ、翻訳難しいと思います>誰となくw)が欲しいのです。
で、以前から思っていたことをデイビットに直接訊いてみました。
BridgeとLightroomでレーティングのショートカットが異なる件
これは想像通り、フォトグラファーの仕事に最適な操作体系を考えて、キーコンビネーションを使わないシングルキーにしているとの回答。
ロケ現場で下手すれば片手でMacBook Pro持ちながら片手で操作することも考えているかも。たしかに、現場ではキーコンビネーションを必要とするショートカットはうっとうしい。
だけど、ワタシが(あくまでワタシが、ね)Lightroomを使うのはデスクトップで、なので、そういう意味ではショートカットは極力統一してくれる方がありがたいのも事実。
いや、要はLightroomのショートカットをカスタマイズできるようにして欲しいってことです。
せっかく4Kムービー読めるようになったんだから4K書き出しさせて
は、ニーズに懐疑的だった(笑)ようにも見えたが、フォトグラファーがみんなpremiereやアフターエフェクツ使えるなら苦労はしないんだってば。
というより、編集したいんじゃなく、最高のショットを監督なりエディターなりに引き継ぐのもまたカメラマン(これはスチルと言うよりムービー系の)仕事だと思う。
ついでに、Lightroomの現像モジュールで動画も色補正できるようにして、と言ったら、補正プリセットを使う方法を提案されたけど。
知ってるってば(笑)
それ、面倒くさいじゃん。フレーム間圧縮のAVCHDやMPEGはともかく、EOS-1D CはMoton JPEGなんだからスチルの集合体と変わらないはず。
Lightroom 6あたりでがんばって欲しいもの。
その他、スキントーンの処理などに話が及んだが、長くなるのでその件は改めて。
(この機能に関してはApertureにアドバンテージがあると思ってるし)
で、居酒屋でMacBook Proまで開いて、なにやってんの状態だったのだけど、このとき、Davidがワタシのライブラリの中のこの写真に激しく反応(笑)
そう、彼はRobotechこと、マクロスのファンというか、マニアというか、らしい(笑)
あー、分かっていたら、DX超合金バルキリーとか、用意してあげたのだけど(笑)
(翌日、玩具屋とか回ったらしいが、これは手に入らないんだよねえ・・・)
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