3Dカムコーダー、ビクターGS-TD1を長期に借りることになったのは良いが、最初から心配があった。その3Dムービーファイルは、Macでハンドリングできるの?って心配である。
実際、ビクターの製品仕様でも付属ソフトウエアの対応表はWinのみで、Macについては一言も書かれていない。世の中にはアップル製のパソコンなど存在しないかのようだ(笑)
GS-TD1の3Dムービーは2つのフォーマットに対応する。
AVCHD サイドバイサイド
(ただし、AVCHD 2.0で規格化されたものとはやや異なるらしい)
MPEG4 MVC(フルHD)
本機の特徴である高解像度3D規格であるMP4 MVCがMacでどう扱われるか、試してみた。
Adobe Bridge CS5.1
サムネイル表示問題なし。プレビュー再生可能(2Dとして再生)
QuickTime 7
再生問題なし(ただし、スタートにややもたつく)
おそらく左チャンネル分の2D再生
QuickTime X
再生問題なし。おそらく左チャンネル分の2D再生
Adobe Premiere Pro CS5.5
再生、編集可能。さすがネイティブ主義のプレミア。
おそらく左チャンネル分の2Dで編集。アプリ内で編集シーケンスの再生は可能。書き出しはまだ試していない。検証は追って。
Final Cut Pro 7
再生、編集可能。ただし、編集したシーケンスは再生時にコマ落ちする。おそらく左チャンネル分の2Dで編集。アプリ内で編集シーケンスの再生は可能。書き出しはまだ試していない。検証は追って。
Final Cut Pro X
再生不能。音声のみ出るが、画はブラックアウト。
これはちょっと意外だった。QuickTimeでは扱えているのになあ。FCP 7でOKでFCP Xではダメな理由はわかんない。今後、いろいろ試してみないと。
現状でMP4 MVCの編集に対応している(と謳ってる)のは、同梱のアプリか、Vegas Pro 10くらい?
–ads–