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レタッチプリセット無料ダウンロード:デジタルカメラマガジン10月号

先月、駐車場から徒歩10分で行ける 絶景ガイド特集をやったデジタルカメラマガジンが、今月号(2019年10月号)では「特集:写真家20人のレタッチプリセットを無料ダウンロード」という暴挙?快挙?に出ました。

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デジタルカメラマガジン 2019年10月号(インプレス)
先月、アサヒカメラが「風景写真があぶない! 「レタッチしすぎ」の罠」という特集を組んで、良くも悪くも大炎上したのは記憶に新しいところに、逆張りというか突っ込んで行くデジタルカメラマガジン、流石です(笑)
個人的にはレタッチ「し過ぎ」の写真には辟易とするものの、適切なレタッチ、なんてお行儀の良い法定制限速度がある訳もなく、その分水嶺は表現者の数だけあって(多くの場合、皆、自分のレタッチは許せて他人のレタッチはけなすので)、やり過ぎだよね、だせえ、というのは個々が批判を受ければいい話だと思っています。
ラッセンが好きなひとも居れば嫌いな人も居るんです。

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それはともかく、今月号のデジタルカメラマガジンは、20人の著名なフォトグラファーのレタッチプリセットをダウンロード&(個人での)使用可能、としたところがとてもユニークだと思います。仲良くさせていただいているフォトグラファー、ご飯は一緒に食べた方(笑)、雲の上の方、様々ですが、誌面の解説通り、登録、ダウンロードして、Lightroomにインポートすれば、LightroomもしくはPhotoshopのCameraRawで使えるようになります。

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あとは適用するだけでこんな風に、××テイストなレタッチ(というかカラールックという方が近いと思います)の出来上がり。

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・・・と安易にこのプリセットを使うだけだとダメだと思うんです。それじゃ、フィルタかけたらこんなん出来ちゃいました。というインスタント料理と同じで自分のレタッチ能力は露ほども上がらない。
それぞれのプリセットに、フォトグラファーが意図の解説を入れていて(写真は茂手木秀行氏のページ)、この考え方がプリセット、ではなく、「レシピ」なんだと思うのです。技法とそのベースにある考え方を咀嚼し、自分なりに応用していくことでインスタントではない料理、になるんだと思うんだけどなあ。

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モデル:杏5(Anz Five)本人許諾済
プリセット適用、までは一瞬でできるのでそこから自分なりに味付けを変えていくのも楽しいと思います(笑)

杏Sample

モデル:杏 EOS R RF35mmF1.8  f2.8 1/800秒 ISO100

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あ、出たばかりのEOS 90Dもレビューがチャーリィ古庄氏の手によって。
ああ、こういうの見ると、欲しくなって危険デス。

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