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安定度マシマシのミニ三脚:Leofoto MT-04 + LH-30

小さいけれど普通のテーブル三脚より伸長も安定度も高いミニ三脚、Leofoto (レオフォト)MT-04 + LH-30 を大学用に買いました。夏休みなので自宅でいろいろ試し中です。

Leofoto MT-04 + LH-30(公式ページ)
MT-04は以前からあるMT-03と同様の「スパイダー三脚」シリーズ。一般的な三脚がパイプ構造の脚の中に細いパイプを入れ込む多段式に対して、スパイダー三脚は多関節で脚を折り畳む構造。

ワタシはもともとMT-03 + MTB-19(手前)を使っています。MT-04(奥)は03の大型化バージョンとも言えるので比較してみます。

サイズ感は一回り大きい、くらいの印象ですが、重量は倍以上。
ただし、三脚部分だけの重量は MT-03:162g、MT-04:315gです。

1段目だけ使用時の高さは、こんな感じ。MT-04+LH-30はちょうど150mmです。
そして後述しますが、安定性は大きく向上しています。

左からMT-03:2段、MT-04:3段、MT-03、MT-04:ともに2段、MT-03、MT-04:ともに1段。

左から開脚度 1段、2段、フル。
フルに脚を拡げたときの最低地上高は、MT-03:99mm、MT-04:117mm。
なお、ワタシの使っているMT-03+MTB-19の組み合わせは(日本では)ディスコンになっているので、現行のLH-25との組み合わせでの数字です。また、MT-04は雲台がLH-25RのセットとLH-30のセットがありますが、LH-30セットの数字を使っています。

ワタシが普段使う三脚で較べて見ます。(ほかに持っているマンフロットRRSは割愛。

小さい順に並べてみました。左ふたつがテーブル三脚ですね。

MT-03はその軽さも含め、カメラバッグに入れておくのが苦にならないので使うつもりのないときも持ってる常備型。(仕様はLH-25キットのモノです)
LH-04はテーブル三脚だけど伸長がレンズ面で400mmくらいになるので使い道が拡がると期待しています。
ピークデザインのトラベル三脚は機内持込できるカメラバッグやスーツケースに入る縮長が◎。サイズだけなら他社のトラベラー三脚も入りますが、ワタシ、反転させる構造のトラベル三脚、面倒くさくて苦手なんです。Peak Design TRAVEL TRIPODのエントリー
ジッツオのマウンテニアは使い勝手も含め安定の定番。クルマ移動の時はコレです。GITZO GK1542-82QDのエントリー
なお、これでも役不足なときは、大学の大型三脚を借ります。まあ、そういうときはもうワンマンオペレーションじゃないですが。

Leofoto MT-04 + LH-30 に EOS R5C  最低地上高モード

多関節を活かしたスパイダーモードはとうぜん安定感が低下しますが

EOS R5C と RF70-200mmF4Lくらいは余裕です。

ちなみにLH-25とか30の数字はボールヘッドの直径を表していて、LH-30は30ミリ径のボールです。
写真左側のノブがパン、右側がボールヘッドのロックです。LH-35以上になるとフリクションコントロールがつきますがLH-30はテンションをコントロールする機能はありません。ちょっと残念。

MT-04の脚。

関節部。

雲台根元にPAN機能あります。
ちなみにMT-04雲台キットのもうひとつLH-25Rは雲台下部のみならず、クランプ部にもPAN機能あります。MT-03+ MTB-19もパンニングクランプで、その便利さも分かってる一方、そのロックノブを充分に閉めておかないと、不用意にカメラがズレるという落とし穴もあり、今回はLH-30に。

ボール径が30ミリあるだけに固定力は強く

EOS R5CとRF70-200mmF4Lを真上に向けても安定して保持します。

クランプ部の稼働範囲。

EOS R5CとRF70-200mmF4Lを縦位置でも余裕で保持。

この時、脚を1段しか使っていないと重量バランスが悪いので脚を多段にしつつ、縦位置にしたボディが干渉しないように脚の開角度を調整してみました。

まあ、ちょっとやってみたかった、という方が強いですね・・・(笑)

ちなみにカメラバッグへの収まりですが、

定番f.64 SCM2は普通に◎、MacBook Proも一緒の時のPeak Design Everyday Messenger 13も◎
WANDRD ROGUE SLING 9L(リンクのエントリーは6L)はフタがしまらないので、バッグ底のポケットにいれることになるのですが

側面のベルトで留めるのもいいなと思います。次の旅行はこれで行ってみようかと。

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